「当初からライブ中心の活動でありながら、
その実力の高さが口コミで広がってゆき、
本格的女性ヘビメタボーカリストとして
世間に広く認知され、
活動も安定してきた頃に発売された
3枚目のアルバム(84年6月発売)。
レコーディングのサポートメンバーも
北島健二(G)、鳴瀬喜博(B)、
岡本郭男(Dr)など、
一流セッションミュージシャンを起用し、
彼女自身のハイトーンでヘヴィなボーカルと合わせ、
完成度は高い。
全8曲のすべてを作詞、
2曲で作曲もしており、
とくに彼女の作詞・作曲による
タイトルナンバー「MISTY LADY」は
ライブの定番として愛されている。
その後も毎年1枚のペースで
アルバムを出し続け、
89年にCMソング
「RETURN TO MYSELF」で
ヒットチャートをにぎわせ、
ファン層を拡大することになる。(★★★★★)(2006.10.31記)
浜田麻里さんです。
もうこのころは
たいへんな人気で、
ライヴ会場はもちろんのこと、
学園祭などのイベントでも大入りが続いていました。
きっと、何を歌っても素晴らしいのでしょうが、
あえて、日本では数の少なかった、
女性のヘヴィメタルヴォーカリストという、
希少なジャンルを切り拓いていった功績は、
誰よりも大きいと思います。
少し休養されていた期間がありましたが、
いまでもまだこの世界で
先頭を走り続けていらっしゃることは、
無条件で尊敬に値しますね。