ビートルズ解散後、

75年まで年に1枚ずつ

発表されてきた

ジョンのソロアルバム

の1枚(74年10月発売)。


解散前から、公私ともに

多大な影響を受けていた

ヨーコの影は、

別居中のためここにはなく、
盟友エルトン・ジョンや

ハリー・ニルソンなどの

音楽仲間とともに作られており、
健在ぶりを示したことで

知られている名盤。

 

のち、

リミックス盤が出されたり、

ボーナストラックと

インタビューが加えられ

幾度か再発されている。


ここから2曲が

シングルカットされており、

とくにエルトン・ジョンと共演した
「Whatever Gets You Thru 

The Night(真夜中を突っ走れ)」が

久々のヒット(全米1位)。

 

これをきっかけに、

エルトン・ジョンのライヴで共演、

公式最後のライブを行っており、
この時の模様は、

エルトン・ジョンの

HERE AND THERE」(完全版)に

収録されている。


もうひとつのシングル、

創作言語を織り交ぜた

#9 Dream(夢の夢)

(75年1月発売)も

後期ビートルズを髣髴とさせる

名曲との評価が多い。


この翌年、

ロックのスタンダードナンバーを

カバーした「Rock 'n' Roll」

(75年2月発売)を発表後、
主夫業に専念、

そして5年後に感動の復活をする。

 

ところが…(★★★★★)

(2006.9.30記)

 

「真夜中を突っ走れ」、

大好きな曲でした。

 

エルトン・ジョンの声が

大きいなとは思いましたが、

強い友情で結ばれた上での

共演だったんですよね。

 

このアルバム、

元々のLPでは表側の絵の部分が

3分割されていて、

開いたり閉じたりできる

仕様だったのですが、

廉価盤などで

再発を重ねているうち、

いつのまにか1枚の絵に

なってしまいました。

 

CDでは、

紙ジャケットを含めて

何度か復刻されているようですが、

いまはどうなっているのでしょう。