みなさま こんばんは

現在 夜中の1時過ぎです

 

こんな時間になったのは

サッカーを観てたから

 

日本が7得点で勝利したのを

自分が さも監督かの様に 

「あそこの動きがよかった」だの

「あのパスは緩かった」だの

友人と ご託を並べてた結果

こんな時間になりました

 

ちなみに・・・

サッカーは w杯くらいしか見ない

にわかですが なにか?

 

 

 

 

そんな事はさて措き

本日は「年齢に関する縛り

そんな感じのお話です

 

 

かなり昔話ですが

私のおばぁが良く言っていた

人生設計を思い出す事があります

 

23歳 = 結婚

24歳 = 出産

25歳 =家購入

これ以降は 余裕があれば

仕事に育児に出産に勤しむ

60歳で定年

       〃 家のローン完了

悠々自適の老後

上記が おばぁの人生設計です

 

 

これは明らかに

昭和時代の人が考える

人生設計です

 

 

そもそもが

人生100年時代と言われる現在

60歳で仕事が終わる時代では無い

 

その上 当時とは

結婚」に対する考え方が違うし

出産」に対する考え方も違う

 

 

そんな おばぁも亡くなり

令和時代の生き方は知らない

 

 

しかし

確かになぁ」と思う事もある

 

 

 

それは「家購入

 

 

 

ローンは最長35年

※近々 最長50年まで伸びるそうです

それを考えると・・・

 

年金を貰う年齢で ローンを支払うのは

ちと厳しい気がする

25歳前後での「家購入」は

ベストな年齢な気がします

 

 

ちなみに

友人が22歳の頃「家購入」しました

中古物件で田舎と言う事もあり

少々 お手頃だったそうなのですが

あと数年で完済するそうです

 

 

その後の「家代」が無くなる

かなり羨ましい

 

 

 

 

いつまで働いて

いつまで家賃を支払って行くのだろう・・・

ってか

いつまで 払えるんだろうか・・・

 

 

 

そう考えた私は

やったりました「家購入

 

 

順調に行けば

年金を貰う頃には ローンも終わる

まぁ、順調に行けば

ですけど・・・

 

 

結婚」や「出産」は

おばぁの期待に応えられなかったけど

 

 

これで老後は 働き口が無くても

家はある

 

 

 

 

まぁ 私の事は どうでもイイんです

友人の子供の話をしようと思ってまして

 

 

友人は早くに結婚出産し

その子供は現在20歳

※カナちゃん(仮名)とします

 

 

カナちゃんがスマホを持った時期

確か小学6年生くらいの頃から

私に連絡をくれるようになりました

 

内容は

カナ今日おもしろい事あったよ~

 

そんな程度の お話を

結構マメにしてくれていました

 

そんな 可愛らしいカナちゃんですが

数年前のある日

当時カナちゃんは15歳

 

いつもの様に カナちゃんからの電話

 

カナ花ちゃん どうしよう・・・

どうした?なにがあった?

 

カナ妊娠した・・・

 

 

 

 

 

 

え??
 

 

 

 

えっ???

 

 

 

 

えぇぇっ????

 

 

 

 

 

 

 

私は耳を疑いました

 

言っても カナちゃんは

遊んでる感じの子では無く

絶対!介護士になる!!」と

夢に向かい

高校も「介護」に関する所を選び

勉強も頑張り 見事に合格

 

高校にも慣れた頃だった

 

カナお母さんにも言えなくて・・・

 

 

まず私に連絡してくれた事は嬉しかった

ただ 内容が内容なだけに

私が発言する権利は無い

 

 

だがしかし

私は関係無い

とも言えない

 

 

カナは どうしたいの?

 

私は 産みたい

全部 無くなるけど 覚悟はあるの?

全部 無くなる?

今後 学校も行けない、友達とも遊べない

            友達にも会えない、自分のしたい事は出来ないよ

 

時間は無いかもしれないけど 

 考えて、考えて、考えて

        それで カナがどうしたいのか決まったら

     私はその結果を全力で応援する

 ありがとう・・・また電話してイイ?

もちろん いつでも電話して

 

 

 

この電話の後

私は複雑な気持ちでした

 

考えなしの行動をする子じゃないと思っていた

簡単な言葉で対応してしまったんじゃないか

私が口出ししてイイ事じゃないよな

 

 

そんな なんとも言えない感情が

胸一杯で頭一杯

 

もちろん 

一番困惑してるのはカナ

それは間違いない

 

 

 

 

 

その数日後

カナからの電話が鳴る

 

やっぱり産みたい

決めたの?

うん 考えて 色々調べたりして

        それでも産みたいと決めた

そっか!んじゃ まずお母さんに伝えよう

       カナが どれだけ産みたいと思ってるかを

  ちゃんとお母さんに伝えよう

うん 覚悟は決まったから説得する

もし お母さんが泣いたり 困ったら

   私に電話する様に言って

              私は カナの味方だけど お母さんの友達だから

わかった ありがとう

 

 

 

 

 

私の対応が正しかったのかは

未だに分からない

15歳の「覚悟」と「決心」を

鵜呑みにしてしまった自分は甘いとは思う

でもその「覚悟」を信じたかった

 

 

 

やっぱり1人の人間として

母親」になろうとしている友人の子を

私は応援したいし 力になりたい

 

 

 

 

その日の夜 電話が来た

号泣している友人だった

 

 

 

15歳の娘からの衝撃の告白に

感情が追い付かない状態だった

 

 

 

そんな状態の友人を感じた私は

もし時間が許すなら そっちに行こうか?

そう言うと すぐに車を運転していた

 

 

 

友人の家で 友人とカナと3人で話しをする事に

 

 

 

産みたい」と決めたカナは

少し強くなった気がした

引っ込み思案な方で

どっちでもイイよ

みんなに合わせるよ

が常套句の カナが

力強く 今後の予定を話す

 

学校=出来れば休学

           無理なら辞める

        出産=1人で産みます

               費用は貸してください

                       産後 保育園に預けられる様になったら

            働いて返します

           産後=子供が落ち着くまで

         働きます

           その後=ある程度お金を貯めて

                子供が小学校に入る頃に

              また高校に行きます

 

 

 

私の感想は

安易だな」である

 

 

 

 

そこで 母親である友人に問う

あんたは どうしたい?

 

友人「・・・・・まだ考えられない

 

 

 

 

 

 

そりゃ そうだ

 

 

 

 

 

その時の友人の気持ちは

学校どうするの?

産むって言っても相手は?

今後 この子はどうなるの?

 

そんな感じの事が頭を回ってたらしいです

 

 

 

そこで第三者の私が また出しゃばりました

産むにしても 産まないにしても

きっと後悔はすると思う

 

でも こんな時に大事なのは

誰の気持ちを信じるかだと思う

 

私は カナの事も信じてるし

力になりたいと思ってる

でも あなたの事も信じてるから

あなたの出す結論を尊重する

 

 

 

そこで友人はポツリ

産んで欲しいけど

今後が見えない・・・・

 

カナに苦労して欲しくない・・・・

頑張って勉強してたの見てたから

高校を放棄して欲しくない・・・・

 

 

 

まぁ そこから 色々と話し合いまして

結果ここからは

産む」と言う事で話が進んで行きます

 

 

苦労は絶対するだろう

それは カナだけじゃなく

母親である友人も

 

 

 

しかし「産む」と決めたら

この後の行動は早く進む

 

 

 

学校へ連絡し話し合い

「休学」手続きをする

※色々と細かい条件が付いたが「休学」になった

 

 

「相手」の親との話し合い

うちの息子の将来をダメにするつもりですか」等と

怒鳴られ続け 話し合いにならなかった為

弁護士を介入し

慰謝料を貰える事となった

※出産費用に宛てる事となる

 

 

 

 

 

そして 子供が子供を産む事となる

 

 

 

 

現在

カナは20歳 子供は5歳

 

出産1年後 

子供を保育園に預ける事が出来たカナは

高校に無事 復帰

とは言え 1年留年と言う形なので

同級生の友達が先輩になるが

3年間 まじめに通い卒業となる

 

 

大学には行かず

「休学」中に勉強していた

介護の資格を取り

将来の夢であった

介護職に就く

 

 

友人である母親は

最低限の協力しか出来ない」と言いつつ

孫は思った以上に可愛いらしく

私から見ても過保護である

 

 

尚、友人には父母も祖父母も健在で

カナの子供からすると

ひぃひぃじぃちゃん と

ひぃひぃばぁちゃん がいる

 

しかも全員が 過保護なくらい

孫を可愛がる

そんな万全の家族構成なのも

今回の事が 上手く進んだ1つだろう

 

 

 

そこで私が思った事がある

もちろん 上記の出来事は

賛否があるのは承知の上ですが

 

 

若い内に「出産」をする事は

メリットの方が多いのでは?

 

 

もちろん 苦労はありますが

それは 年齢関係なく

育児、子育てには苦労があるので

 

感じたのはそこじゃなくて

 

 

 

まず 親が若いのは1つのメリット

子育ては体力が必要だと感じた時

若さは強みだと思った

 

 

そして 育児が終わった時が一番の魅力

育児や子育てが終わる時

20歳まで育てるとしても

その時カナは35歳だ

 

なんて魅力的なんだろう

 

 

カナは 子供が育ったら

介護に関する資格を もっと取るんだ!

と息巻いている

彼女は きっとやってのけるだろう

 

 

 

もちろん カナや友人の例は

環境や協力者など

全てが揃っているから出来た事だろう

 

 

だた 今の私は

カナの人生設計

 

 

ただただ 羨ましい

 

 

 

 

人生100年

私は まだ半分以上もあるが

結婚願望」も無ければ

出産予定」も無い

 

 

ただただ ボーっと生きる事でしょう

 

 

そんな私の人生設計

おばぁは 天国で笑っていてくれるかねぇ