12.09.29 撮影
夏の盛りには葉をほとんど虫に食害され、勢いを失っていたナスですが、
更新剪定から約2ヶ月で、あの時が嘘のように勢いづき、
たくさんの秋ナスを実らせています。
(★´ひ`★)ゞ
→ナス 夏にしたいこと(-◎∀◎-)
→11.09.18 秋茄子の収穫 (T-farm宇治田原)
→12.06.24 畑の水没 ②
ちなみにこの日は、十津庵の奥さんが秋ナスを収穫しています。
o(^-^)o
夫婦揃って秋ナスを食う十津庵家。
あら、それぞれで(*^_^*) (笑)
千両ナスとアカナスの境目。根元から出てる芽はアカナスのもの。
それより上が千両ナス。/ 12.07.08 撮影
今年の宇治田原の畑のナスは淀苗を使っていて、
その苗は接ぎ木苗となっています。
(★´ひ`★)ゞ
接ぎ木苗とは、
病害虫や低温に強い近縁種の植物を台木にして接いだ苗のことで、
キュウリの台木にはカボチャ、
スイカの台木にはユウガオやカボチャ、
そしてナスの台木にはアカナスを用いるなどの例があります。
同じ場所に同じ科に属する野菜を続けて植えると、
栄養や土壌に生息する菌や微生物のバランスの偏りにより
生育不良を起こす連作障害(忌地減少)が発生しますが、
接ぎ木苗を用いることにより、
連作をしたとしてもその障害を防ぐことができます。
(接ぎ木苗が連作障害に強いということで、
翌年その畑に同じ科の野菜の接ぎ木苗でない苗を植えても大丈夫という意味ではない。)
スペースが限られた家庭菜園では
多少割高にはなりますが、
接ぎ木苗を用いることは有効な手段です。
12.07.08 撮影
このトゲのある葉はアカナスのものです。
この刺々しさはいかにも病害虫に強そうな感じがして
野性味を感じます。ワイルドだろ? タフだろ?
この畝でやさしさに甘えていない感じだろ?
(´σー`)
通常は、台木から出る芽は栽培しようとする作物のものではなく、
そのままにしておくと本命の作物の生育の邪魔になるので摘み取りますが、
アカナスはどんなものかを見てみたいと思ったので、
あえて伸ばしてみました。ラボです。
((d(◎ー◎)b))
12.08.12 撮影
12.09.09 撮影
そしてアカナスを収穫しました。
\(★´ー`★)ノ
千両ナスと違ってアカナスは食用にはなりませんが、
観賞用にはなり、
実際に花屋さんで売られているので商品作物です。
(´σー`)
このカボチャに似た感じ、ハロウィンの飾りとしても最適です。
((d(◎ー◎)b))
12.10.08 撮影
12.09.08 撮影
そしてヘタが緑の丸いナス!
まさか米ナスが採れるとは思わなかった。
w(゜0゜)w
これも接ぎ木苗から出た芽を伸ばしたもので、
アカナスがナスの台木に使われていることは知ってても、
米ナスが台木に使われているとは知りませんでした。
畑でのネタは尽きないところが面白い★
((d(◎ー◎)b))
アカナスと違ってこれは食べれますよ♪
千両ナスや賀茂なすなどの一般的なナスは、
茎や葉の葉脈が濃い紫色をしていますが、
米ナスの葉脈や茎の紫色はそんなに濃くは無く、
全体的に色が淡い感じがします。
■参照および引用した資料
・「別冊やさい畑 野菜づくり名人虎の巻」
家庭菜園検定委員会 家の光協会