新堀川跡を遡る。浅草橋〜合羽橋〜千束。 令和6年7月20日(土) | お出かけ&ライブのブログ

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今日は台東区千束の某所に行く予定があるので、どうせ行くなら新堀川の跡を遡る事にする。

新堀川は台東区千束辺りにあった水田の排水や水運の為に江戸時代に作られた人口の河川。
台東区吉原のお歯黒ドブから始まり、鳥越川の下流に繋がる。

浅草橋から江戸通りを少し北上して、榊神社辺りの江戸通りを挟んだ反対側が鳥越川との合流点。
今年4月に辿った不忍池から始まる忍川、下流は鳥越川と名前を変える川。
写真の広い道が鳥越川跡、右に入って行く道が新堀川跡。
ここをスタート地点として新堀川を遡る。

今日のルート。
実業之日本社刊、東京暗渠散歩付録地図より。

合流点より上流側から江戸通り方面を見た。左に入る道が新堀川跡。

その合流点より遡る。
新堀川は大正時代、関東大震災の後に埋め立てられている。
地下に現在でも流れの残る暗渠ではなくて埋立と思われる。

程なく蔵前橋通りに。
新堀川はクランク状に左に繋がる。



その道の名はズバリ新堀通り。

道の真ん中に新堀川が流れていたのだろうか道幅は広い。が、通行量はそれほど無い。
しばらく新堀通りを進む。

そして浅草通りから先は有名なかっぱ橋道具街。
かっぱ橋のランドマークのコックのオジサン。

この道の真ん中を新堀川が流れていた、というよりは大正時代に新堀川の両岸に道具商達が店を出し始めたのが道具街の始まり。


名前の由来のかっぱ橋は新堀川にかかっていた橋の名前。
そして新堀川は浅草と上野の境界の川でもあった。
なお新堀川は合羽橋から上流は千束堀川という名前になる。

様々な料理店向けの器具、看板、店舗用品の店が道の両側に並ぶ。
料理店を開くにあたり、食材以外のほとんどのものはここで揃うのではなかろうか。

なんだか本来の目的を忘れてしまいそう。
見てるだけでも面白い街。

包丁などの刃物店が並ぶ。

久しぶりにかっぱの河太郎の像を見た。

橋の名、合羽橋の由来がこちらに。

そしてこの交差点が合羽橋のあった場所。
左右の道が新堀川を渡る橋。

手前から先に伸びる道、この部分に合羽橋があった。そして今はその先に東京スカイツリーを望む。

合羽橋から先も道具街は続く。
これは中華系料理店向けの店。

そして道具店もだんだん少なくなり、普通の街並みになっていく。

道沿いに台東区生涯学習センターがあるので涼みがてら一休み。
ちょいと発作のように起こる気管の痛みがキツいから落ち着くまで休む。

久しぶりに館内の池波正太郎記念文庫に立ち寄る。撮影不可だから写真はありませんが。

そして出発、すぐに言問通り。

渡ってすぐ、金竜小学校を越えたところで新堀川跡はほぼ90度右に曲がる。

真ん中が川跡だろう、通行量に比べて道が広い。

その先Y字状のところ。新堀川跡は左。



国際通りを越えて。
もうすぐ吉原エリア。花園通りとなる。



そしてお歯黒ドブ、吉原の区画の南東側部分に繋がる。

お歯黒ドブ、吉原南西部分。
ここで新堀川はお歯黒ドブに繋がる。
これにて新堀川遡りは終了。

そして少し時間があるから花園通り沿いの喫茶店に行ったが、吉原の喫茶店は案内所であって普通の喫茶店では無いようなので、公園で少し時間潰ししました。


そして某所で用事を済ませて、、、

ここはまた別のお話としまして、2時間弱の時間をワープ。

帰りは三ノ輪駅に向かって。

駅の近くにゆきかげという鶏白湯系のラーメン屋があったから立ち寄り。



濃厚鶏白湯麺とミニそぼろ丼。850+200円

そして三ノ輪駅から帰りました。