氣の考え方は梃子とベクトルを合わせたものに似ている。
梃子は距離。距離が遠いほど力が増す。
ベクトルは方向性。方向性が分かれば力がより発揮される。
梃子は身体と対象との空間の捉え方で拡張できる。これにベクトルが加わる事で位置エネルギーは自在になる。
そしてこれは稽古(訓練)によって獲得できる。

実社会に活かす捉え方としては、相手を逃げる方向を塞いではならない。活かす方向に逃がすのだ。
そのために攻める。その攻めのときに梃子とベクトルを想定してあげる。そんなものかもなと、ふと思った。