WindowsPC(Diretta Host)からYoutube MusicをDiretta Target経由で鳴らすためにこれまで VoiceMeeter Bananaを使っていた。
VoiceMeeter BananaはWindows標準のサウンド出力をASIOドライバに中継してくれるのでASIOに対応していないアプリをDiretta経由で鳴らすことができる。
これまで安定して動作していたのだけど、Diretta ASIOドライバを最新化(これまで:バージョン143→最新化:148)したところ、VoiceMeeter BananaがDiretta ASIOドライバを認識しなくなった。
VoiceMeeter BananaがDiretta ASIOドライバを認識しない症状はどうにもならなかったので、別のアプリを探したところ、VB-Audio Matrix が代替で使えることがわかった。
VB-Audio MatrixはVoiceMeeter Bananaと同じメーカー(AB-AUDIO Software)なのだけど、アプリ内でのASIOドライバの取り扱いがアプリごとに異なる部分があるということのようだ。VoiceMeeter Bananaは安定して使えていたツールなので VB-Audio Matrixも安定性は期待できそうだ。
VB-Audio Matrixは多数の音声入出力チャネルをマトリクス形式でつなぎ替える"オーディオルーター"アプリ。
その用途ゆえに設定方法が独特でYoutube Music、というかWindows標準音声出力をDiretta ASIOドライバに中継して音が出るまで四苦八苦した。
VB-Audio Matrixのメイン画面はこんな感じ。

2か所の赤枠、ASIO Drivers と VAIO それぞれについて1枠ずつ設定する。
VAIOとはVirtual Audio I/Oのこと。Windowsから見た仮想的な音声出力デバイスになる。
まずWindowsのサウンドを選択する。
Windows設定 > システム > サウンド画面から「VBMatrix in 1」を選択する。
Windows設定 > システム > サウンド >プロパティ画面でサンプリングレート 44100Hz, 16bitを選んでおく。VB-Audio MatrixもVoiceMeeterと同じくDiretta ASIOドライバを44.1kHzでしか認識してくれないようだ。

VB-Audio Matrixメイン画面でまずASIO Drivers行の「ASIO128枠」を"Master"にする。
"Master"ボタン上で右クリック→"Device Master"を選択。

同じく"Master"ボタン上で右クリック→"Open ASIO Device Selector"を選択しASIOセレクタ画面を開く。

ASIOセレクタ画面でDiretta ASIOドライバを選択する。

次にVB-Audio Matrixメイン画面のVAIO1を"Online"にする。
"Online"ボタン上で右クリック→"Online"を選択。

入出力が選択できたのでマトリクス画面でチャネルを指定する。
VB-Audio Matrixメイン画面左上の「MATRIX」のタイトル文字を左クリックしてマトリクス画面を表示させる。

音声チャネル VAIO1のチャネル1とASIO128のチャネル1がクロスするエリアを右クリック。

"Set Gain on 0dB"を選択。

同様にVAIO1のチャネル2とASIO128のチャネル2がクロスするエリアを右クリックして"Set Gain on 0dB"を選択する。
これで左右のWindows標準サウンド出力がASIOドライバに中継される。
マトリクス設定の考え方を理解してしまえば難しくないけど、最初は戸惑う。
