風が心地よい
季節…
沼のそばにある藤棚
5月もあっという間に
過ぎていく…
一番の大雪だったあの日
12月に川崎まで弾丸ツアー
友の病気見舞いで出かけてから
半年
一緒に行った友もそうだし
みんなそれぞれの日常を
あの日だけ止めて
心をそこに寄せ集め
笑った
深刻な気持ちは
みんなが胸の奥に追いやりながら
笑った
その友が帰って来る事になった
実家で最期の時を過ごす為に
訪問看護を受けたい
その思いは
私の病院につながり
一度入院して緩和ケア計画
医師を始め
みんな力を注いでくださる
ありがたい
彼女を迎える心を整えて
私も出来る力を
注ぎたい…
心を整えるなんて
出来ないかもしれないけれど
想いのままに