※これは妄想腐小説です BL要素が含まれます
~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~
︵‿.・*・.櫻井 渉羽side.・*・.‿︵
まさかの叔父と甥とは!
それだったらスタジオに行った時に教えてくれたらいいのに………って、聞いても話してもいないのに教えるも何もないよな。
いやぁ……でもほんと、まさかだよな。
世の中は狭いっていうけど、ハワイで会った人が日本の、しかも旅行先にいて知ってる人の叔父とは………
あ、そうだ。
眞生達に”あけおめ“のメッセージを送る時にアオイさんと偶然会った事も伝えよう。
そうだ。
証拠として一緒に撮った写真なんかも送りたいな。
…聞いてみるか。
《あのアオイさん?もし良かったら一緒に__ 》
ザッザッザ!
〚おいお前!さっきから蒼威とか気安く呼んでんじゃねぇよ!〛
《ビクッ!》
っ、びっくりした……
え?この人は知り合いなのか?
帽子にサングラスにマスクにマフラーで顔なんて全く分からないけど…
…いや、でも“アオイさん”の名前呼んでいたし今もアオイさんの隣に___
バシッ!
〚いっ!?〛
あ、おもいっきり背中を叩かれてる…
【ごめんな櫻井主任。
このワンコにはよーく言いきせておくから許してほしい。】
《え…あ、俺は別に__ 》
〚はあ!?なんで俺が悪いみたいに__ 〛
バシッ!
〚っ!〛
【黙れワンコ。ここを何処だと思ってんだよ。少しは考えろ。】
〚……〛
黙ってしまった…
…いや、でもこのアオイさんの迫力には黙るしかないよな。
ハワイで会った時とは話し方とかが違うけど、やっぱり雰囲気は変わらないな。
見た目に反してなんかこう…“格好いい漢”っていう感じがするんだよな。
”ワンコ“と呼ばれたサングラスの男性はアオイさんに引っ張られて人の少ない方に連れて行かれた。
そしてそこで何やら話しているみたいだった。
写真は諦めるしかないか…
惺史君と話していたAOさん。
そしてAOさんの撮ったものを見せてもらっていた成瀬先生達が次々に自分も欲しいと言い出した。
どれだけいい写真なんだ?と思って俺も見せてもらったら、そこには微笑みながら前を向いている惺史君と、同じ方を見ている真空が写っていた。
あと、太陽の光に照らされながら惺史君にキスをしている真空の写真なども…
当然、俺も手を挙げた。
惺史君だけは恥ずかしいからその写真は消してと言っていたけど、全員に却下された。
その様子に爆笑しているAOさん。
いい写真も撮れたし気分がいいからと、俺達の写真も撮ってくれる事になった。
皆軽い気持ちでいるけど、撮ってくれている人が名の知られてるプロのカメラマンだって言ったらどうなるんだろうな…
アオイさん達がいつの間にか見当たらなくなり、人も大分減った事で真空のお散歩タイムが始まった。
惺史君は“大丈夫だから”と言うけど、真空だけを先に行かせる訳にはいかずその直ぐ後を付いて行くのが俺と栗原先生。
軽やかなステップの真空とは違い、俺と栗原先生は坂道だったから物凄く必死だった。
止まるに止まれなかったし…
そして漸く下までたどり着き、膝が震えそうになっているのを押さえていると、ちょこんと座っていた真空がまた坂道を登りはじめた。
俺と栗原先生は唖然…
だけど、真空を1人にする訳にはいかないからと今降りてきた道をまた登っていくと惺史君達と合流した真空が変わらない足取りで下りてきた。
一気に足にきた俺達…
その場にしゃがみこみ、これからは平坦な道での散歩にしてと真空に頼もうと思った…
惺史君達に慰められ、戻ったら風呂に入ろうと栗原先生と話し方ながら旅館に向かった。
そして旅館のエントランスが見えてきた。
……で。
本当に今更なんだけど………
《…何故…AOさんも一緒なんだ?》
❪あん?なんでって俺も昨日からここに泊まってるからに決まってるだろ。❫
《えっ!?》
小野君の所の桃井さんが貸し切りにしているから他所の人は泊まれないはず…
でも、昨日会った桃井さん側の人の中にAOさんはいなかったはず……
……俺が見えてなかっただけじゃないよな?
……え?………いなかったよ…な?