ブログを更新しようと記事編集ページを見てみたところ、先月と今月で編集中のタイトルが五つも・・・どれも、この一、二か月間の気付きの整理・解説を試みているのですが、編集の度に書き直し、未だにまとまっていません。

 

そこでと言う訳でもないのですが、比較的簡単にまとめられそうな”前蹴りの基本”の話を先に記したいと思います。

 

ここで言う”前蹴りの基本”は原田先生が江上茂から直接指導を受けた稽古法(リンク参照)の一つですが、私はそれを原田先生の高弟であるベルナルド先生から教わりました

 

先生からは「蹴りを出す時に軸足で地面を蹴る」と身振り手振りを交えながら教わりましたが、すぐに感覚を掴めるものではなく、半年以上まったく要領を得ることが出来ませんでした。

それでも稽古の度に意識していたお蔭か、このところ「多分、こうだろう…」と思える蹴りが出せるようになって来ました。

 

それを私なりに解説するなら『垂直方向(軸足)と直角方向(蹴り足)の二方向を、受け(的)と地面を押し広げる心持で蹴る』となります。

 

蹴り足が相手に当たった反動を地面にアースしつつも、垂直方向を踏み押すエネルギーを足裏から蹴り足に徹す、その為には動作時に生じる反動を消すこと、常に姿勢を安定させることが重要です。

 

そしてそれは突き、蹴り、払い、構えのすべてに共通の身体操法でもあるのです。