先週はEさんとの稽古でした。
最近は所属会派の仲間と空手の稽古されたり、某居合を研究されたりと、しばらく会わなかった間も更なる研鑽を積まれていたそうですが、そんなEさんにベルナルド先生から教わった稽古法を紹介しました。
諸々紹介した後、S先生の時と同様、逆突き・下段払いでの組手です。
S先生が相手を足元から崩すような突きであるのに対し、縦拳で押し込むようなEさんの突きは接触時にボンと弾き飛ばされる様な感触が特徴的です。
以前の下段払いでは「捌けたか?」と思った瞬間に接点から腕を弾かれ、押し込まれてしまっていましたが、今回は止めねばなりません。
油断すると一気に腕ごと弾かれ腹を突かれましたが、それも一回だけで後は払い切ることが出来ました。
S先生、Eさんとの稽古を通し、近間でも確実に拍子を掴み、突きを止め、払いで力を通すことへ、少し自信を深めることが出来たと思っています。
Eさんからも良い評価を頂けましたが、とは言え、それも所詮は”腰に構えた所から、逆突きで突いて来る”と言うフォーマットに則った結果でしか過ぎません。
お二人とも、その気になれば”引き出し”から幾らでも対応策を出せる方達です。
今はこの稽古を積み重ね、何れは更に自由なフォーマットでも対応出来るようになれればと考えています。