最近はウクライナ支援に関する問題が取り沙汰されている。地元住民はロシア側のプーチン大統領を敵視しているらしいが真相の所を究明するのはなかなか難しい。ウクライナから逃れてきたであろうクリミアの兵士を火葬していたのもプーチン大統領の誤算としてあったらしく事態は難航していくことが推察される。先日の深夜に起こった福島・宮城の震度6強の地震で東北新幹線が脱線したり街が停電したりした影響で鉄道会社や電力会社は対策を余儀なくされた。閑話休題話を本題に戻すが、私は今日、名古屋の久屋大通公園の近くで行われていた募金活動にて募金を済ませてきた。名古屋経済大学市邨高等学校のSDGs(持続可能な開発)有志の主催で毎週土曜日の13時から15時まで行っているが、私は其処で募金を済ませ、それ等は被害を被ってしまったウクライナ側に国連UNHCR協会経由の基で後に亘る様になっている。私は朝8時頃に家を出て交通機関を利用して現地に向かった。交通機関内ではコロナ危機の社会学に関する本を読んだが最近ではテロ防止対策のみならずコロナ対策に向けてのアナウンスが電車内でもよく放送されている。朝9時頃久屋大通公園に着いたのだが、テレビで映し出されていた場所に募金活動をしている気配が無かったので暫くオアシス21のテーブル席にて高校倫理の復習をしながら時間を潰した(ちなみにオアシス21と久屋大通公園はテレビ塔にも程近く徒歩圏内にある)。(高校倫理で扱われる内容の例としてはアメリカの政治哲学者のジョン・ロールズ博士(1921〜2002)が唱えた格差原理「社会で最も不遇な者の境遇を改善するための不平等であれば正当化できる」や、イギリスの経済学者で後にノーベル経済学賞を受賞したアマーティア・セン博士のように少年時代に壮絶な飢餓を目の当たりにしたことから世界の貧困を解決するための経済学を志し、所得の再分配のみならず幸福を実現するための自由(潜在能力)を享受できるようにすることが重要であると考えた。等である。)一時間経過した後にも現地に居なかったので実際に名古屋経済大学市邨高等学校に電話をしてみたが「毎週土曜日の13時から15時に名古屋の久屋大通公園付近でボランティア活動をしていますよ。」とのことだったので、その時刻まで私は家から持ってきた本を社会心理学の分野を中心に何冊か読みながら近くで待機するようにした。最近は学校でも入試の影響で事務局も電話に対応することが難しく短時間での対応となった。11時頃だったか、久屋大通公園付近の真前で国連WFP協会のボランティア活動団体が複数人現れた。私は其処の近くに行って話を伺ってみた処、「主にUNICEFさんに向けて食糧難や貧困に陥っている国を支援する大元の活動を行っているが以前は募金活動も街頭で行っていたものの盗難被害を防止する為にコンビニ設置の募金箱経由でボランティアを行っている」とのことだった。私はお昼ごはんをオアシス21のマクドナルドで済ませたが其処でも募金を済ませ、心理英語の本を店内で熟読した。私が其処で一番印象に残った心理学用語がフェルト・センスである。何となく表現することが難しくモヤモヤとした感覚の意味であるが、これは米国のシカゴ大学のジェンドリンという心理学博士が提唱した心理学用語である。(他にも、「人がフェルト・センスを同定し、それを生活状況や問題に関連づけ、身体がリラックス出来るようになる過程」【フェルト・シフト】等がある。)これらの心理学用語はフォーカシングという心理学用語の一部であるが、「我々の生きる様々な状況について身体の“知っていること”に目を向けたり気づいたりする過程」のことを意味する。私もボランティア活動の時節や内容等、何となく表現し難い面もあったのでそうしたフェルト・センスという心理学用語は勉強になった。加えて相手方に電話で聞くことによってモヤモヤとした身体感覚がリラックス出来るようになる過程(此処では【フェルト・シフト】と呼ぶ。)も判った。私は今回のボランティア活動を新聞記事やネットのニュースで観たのだが、そうした身近な生活において自分たちの知っていることに目を向けたり気づいたりする過程が心理学用語でフォーカシングということも『公認心理士・臨床心理士大学院対策(心理英語編)』(河合塾KALS)の本で判った。【フォーカシング】と【フェルト・センス】と【フェルト・シフト】の英語表現訳は本書によると、以下の通りである。

 

・A procedure for attending to, and being aware of, the body's 'knowing' of the various situations we live in. 【focusing】

(我々の生きる様々な状況について身体の“知っていること”に目を向けたり気づいたりする過程) 【フォーカシング】

 

・A physical situation of unease that is difficult to clearly articulate.【felt sense】

(はっきりと表現することが難しいもやもやとした感覚)【フェルト・センス】

 

・A process in which a person names the felt sense and associates it with a situation or problem in the person's life, allowing the body to relax.【felt shift】

(人がフェルト・センスを同定し、それを生活状況や問題に関連づけ、身体がリラックスできるようになる過程)【フェルト・シフト】

 

暫くして漸く約束通りの時間帯になると道路を挟んで向こう側(名古屋中央教会や明治安田生命ビル付近)に名古屋経済大学市邨高等学校のボランティア活動団体がウクライナ支援の為に現れた。ウクライナ支援に向けての共産党の街頭演説もあったが私は他の政党の支持母体(公明党支持母体の創価学会)にいるので話半分に聞いて、本題の募金活動を済ませて会場を後にした。