あと数週間で長い夏休みも終わり、

新学期が始まろうとしています。

 

我が家では、日本人経営の英語学校を通じて

今年から日本人留学生を受けることになったのですが

ただ今その準備でフル回転中!

 

当初は、ちょっと片付けるだけでいいよね~、と

夫も私もまったりしていたのですが、いざ私の荷物を出して

部屋が空になると、あちこちの汚れがくっきり。

 

それを見た夫が突然、部屋の大改装を決定したのでした。

 

そもそも、この部屋は初代リノベーションをして以来

壁板がむきだしのまま、内装なしで次男の部屋として使われ、彼が

長男の部屋に移ったあとは、私が書斎としてそのまま使っていました。

 

ちなみにその隣の、私と夫の寝室と、そこに続く廊下も、

同じく壁板のままで内装なし、窓枠やドア枠もなし、

枠がはまるべき所にある大きな隙間は、クモの格好の巣となり・・・

 

この状態で、はや5,6年が経過。

たまに、夫に(部屋を)完成させようよ~、と

何度か催促しましたが、今まで何も起こらず。

 

いよいよ私たちがこの家を出て、人に貸す時になって、

初めて全部を完成させて、私達はその完成した部屋を

満喫することなく出て行くのはいやだ!とも

言ったのですが、やはり、何も起こらず。

 

夫は、大工ではありませんが、

今の家を自力で建て、各種DIYは大得意。

部屋の改装も彼次第なのです。

 

その彼が、この部屋を完成させる!と決めたのが、10日前でした。

 

 

留学生のおかげで

彼のエンジンがフル回転となり、

この10日間、朝から晩まで物凄い勢いで大工さんしています。

昨日はペンキ屋さんにもなり、あっという間に壁が塗りあがりました。

 

まるでテレビ番組みたいです。

 

この底力を目の前にして、息子達のテスト直前のラストスパートの力も、

彼から来ているのだな~、と妙に納得。

 

彼は明日から息子と二人で出かけるので、時間制限は今日まで。

で、あとはカーテンをかけるのみ、となりました。

 

嬉しいんだけど、どうしてこれが、

5年前にできなかったのだろう・・・

きれいに完成した部屋、息子だって使いたかっただろうに・・・

 

と、フッと息子に漏らすと、

 

「過去は過去。

過去のことを言ってもムダ。

今に注目するんだよ、お母さん!」

 

と、また、

さとられてしまいました。

 

彼が気にしていないのなら、いいかー、と

気を取り直し、夫のエンジンパワーがそのまま

私たちの寝室と廊下に引き繋がれる様、

今から策を練っています。