ボスのアドバイス、そしてあるリトリートでも学んだ’オープンハート’の実践は効果大。ちょっと苦手そうな人でも、勇気を出してオープン、オープン、と心の中で念じながら声をかけると、大体は笑顔が返ってきます。そして、私はちょっと豊かな気分に(相手の人もそうだと思います)なれるのです。

が、ここで終わらない場合もありました。先述の常連さんに、挨拶をした途端ガーっと私のスペースに入り込まれ、無理やり話を聞かされるハメに。他のお客さんもおらず、逃げ場がありません。私のオープンハートが急激にシャットダウンされるのがわかります。もういやだ~!の思いが頭いっぱいで、一気に’豊かな’気分は吹っ飛んだのでした。

 

又ボスに相談です。答えは簡単、相手に’自分はその話興味ないから’と直接言う等して、境界線をしっかりキープする、でした。ここでいう境界線とは、私は貴方の話を聞くためにここに居るのではない、個人的に貴方の話には興味が無い、ということです。相手の存在をきちんと認識した上で(無視しない)このメッセージを伝えれば、以心伝心、空気を読む、といった感覚が皆無の人でも、わかってくれる、というものです。

日本人の私には中々難しいのですが、これもまた勇気を持って実行してみると、魔法のように軽い空気のまま相手は身をひいてくれました。オープンハートは自分の境界線をキープする事と対である、ということを学んだ体験でした。