2023.3.31

朝まで起きてて寝ようと布団に入りスマホを

いじってたら妹より着信あり

間違いかなと思い一旦待ってると、姉から

着信〜父が朝方(8時半頃)亡くなったとの話


姉の車で小樽の病院に行き、先にいた母と

妹、自分と姉で医師立会いのもと11:25に

死亡確認

その後、典礼の人と自分、妹で亡骸とともに

自宅へ


間髪入れずに葬儀の打ち合わせ

祖父母の葬儀で段取りはわかっていたが

次から次へと即決しなくてはならないため

気持ちは焦っていた感じ

ただ、最終的には母の意向に沿いたいので

母の意見を軸に決めた

(生前こんなこと言ってた等はずっと一緒に

暮らしてきた母がやはり分かっていた)


その後は死亡届(姉、妹)出してからの

スーツ等取りにまた姉の車で札幌戻って

シャワー浴びて少しなんか食べてから

再度車で実家(小樽)へ向かう

寝てないため、車の中で10分くらい寝た

23時過ぎに着き、すぐ就寝


2023.4.1

午前中に典礼の人と打ち合わせ

通夜〜告別式の人数やらを細かく決めた

近頃の遺影は笑顔系がいいらしく、妹の

結婚式の写真から選んだ


午後は湯灌

黙々と作業する状況を見つめ、最後に

みんなで顔を拭いて棺におさめて葬儀会場へ

やはり肉親の湯灌は心にずしっときた

倒れてから気管切開、鼻に栄養チューブの

管から解放され、きれいな顔だったのは

良かったと思う


夕方から随時〜通夜でとにかく久々に

見る親族や母の友達などの挨拶が忙しかった

親族を見て、自分が子供の頃を思い出し

懐かしい気持ちになった

式の後は集合写真を撮り、喪主(母)と

施主(自分)は個室で弔電の読み順や

請求についての話を聞く


他の残った親族はオードブルなどを

食べて自分と母のみ家に帰宅

(他の親族は典礼に泊まり)

帰った後いとこが会場に来たとのこと

※泊まりの姉と妹がいとこと写真撮った

またも懐かしい気持ちになった


2023.4.2

朝7時頃妹の旦那に迎えに来てもらい

みんなで会場にて朝食をとる

10時から告別式

棺に花を添えるとき「この後仏様には

お会いできないので…」のアナウンスで

また心にずっしりきた

さすがに涙が出た


その後火葬場へ

亡骸を見送ってから別室で弁当を食べ、

みんなで少し話をしてたら呼ばれて骨拾い

台が熱くて触ったら火傷するレベル

骨をすべて箱におさめて再度葬儀会場へ

式はすべて終わり、先生にお礼を渡して

実家に戻る


祭壇は組み立て済みで、花やお供えを

並べて先生からお供えの仕方を教わり

先生を見送り、葬儀は一通り終了

自分以外のきょうだいは夕方頃それぞれの

家に帰宅


そこから約1週間はきょうだいが

代わる代わる実家に泊まり、様々な手続きを

したり、留守番したり、来客や電話対応した

※自分が無職ゆえ滞在した日は一番多かった


狭心症でいつも大体高血圧と聞いていたので

頭の片隅には脳梗塞系の危険はあるだろうと

思っていたが、本当にそうなった

※視床出血


2022.10.14

夕方の散歩中に倒れ、帰ってこないため

警察に連絡し病院に向かってからその後は

出来る限りの処置を施し、療養施設のある

病院に移り、月1回のリモート面会(病院に

行っても直接会えず別室でリモート)だった

※最後の面会は亡くなる3週間前(3/8)


最後の面会時に、音には反応するため

テレビを観れるようにしてもらった

初めて病室に行ったとき(死亡確認時)、

そばにテレビがあり、相撲・野球などの

メモがあった

WBCも観たとのこと


正直、なんやかんやで80位までは

生きると勝手に思ってた

元気な状態で会ったのは2020.1月が最後

(コロナの為帰省を控えていた)

まさか2年半ぶりの帰省が父の緊急事態とは

思わなかった


父に対してはあまり本音を話さなかった

というか、厳格な人のイメージでフランクに

話す機会がなかった

けど、こんなドラ息子を見捨てずに

育ててもらったことに感謝している


仕事をはじめ親族のいざこざ、家庭のこと

色々悩ましいことがあっただろうけど

強い父親像のイメージは変わらなかった

家やそれなりのお金も残してくれたと

母が言っていたので、ああ、やることは

やってくれたんだなと尊敬


母は住めるうちは家(実家)に住むとのこと

さて、自分は小樽に住もうか悩み中

母はまだ70手前だが、1人だしやはり何かと

心配なので一緒に住むのが一番安心かな

そうなると、仕事問題が…

もうなんでもやったろかい


自分も身体の衰えがあちこちに出てるので

少しでも健康のことを考えて生活します

お金も多少は貯めます


後のことはみんなで何とでもするから

じいちゃんばあちゃん、先にお迎えがきた

きょうだい達と楽しく安らかに

天国で過ごしてください

今までありがとうございました



●五木ひろし「夜空」

※葬儀会場で五木ひろしを流していた