私たちが日本旅行から帰ってきて

1週間後にサム爺さんを御見送りしました

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17歳と6ヶ月

 

その日はくる、くる、と

覚悟はしていたけど

 

何度も死に損なってる爺さん、

最後の夜もクーンクーン泣いて

朝方には異常呼吸も見られたため

このまま老衰で亡くなるのか、

と思ったけど、夜が開けたら

すやすや穏やかに

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でも2日も飲まず食わず、

そして夜通し泣き続ける爺さんを

これ以上は見守りきれない

 

頑丈な爺さんの体はなかなか

死なせてくれない

 

わたしと彼で話し合った結果、

獣医を呼んで自宅で安楽死を選択

 

私たちはもともと最後まで看取るつもり

でいたけれど、安楽死を選んだのは

不死身な爺さんを楽にさせてあげたいから

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もともとは彼がフラットしていた

オーナーの犬

 

全然面倒見てもらってないから

彼が渋々エサあげたり、

スケボー行くのに連れ出したりして

人間不信な爺さんと距離を置いて

接するうちに友情が芽生えたらしい

 

で、わたしが登場し、

2人でお家を借りた時に

サム爺さんを引き取りたい、と

話したところすんなりもらったわけ

 

こんな犬、いらない、と

 

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晴れて私たちの犬になった爺さん

 

どこにでも連れて行って

エサも肉中心

 

散歩は最低1日2回

 

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それでもなつかないんだ

 

犬らしくない犬だった

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雷と花火が大嫌いで

こうゆうときだけ近づいてくる


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とても賢くて、彼の影みたいに

ついてくる

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爺さんと過ごしたクリスマスは7回

 

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タイルで滑った時には

犬の鍼灸にも通ったね

 

この時もいろんな人に安楽死を、と

勧められたけど

 

もともと心臓が悪く、

歯のクリーニングや

おしりと尻尾にできた腫瘍を

手術するのには耐えられないから

安楽死しかないです、と

当時10歳くらいでどこの獣医に

連れて行っても断られる

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私たちが留守の時は必ずベッドの上に

こっそり寝てるけどいつもバレる

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ネルソンに引っ越してからも

たくさん南島の旅行したね

 

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最後の1−2年は

室内でうんちもおしっこもしてしまうし、

ろくな散歩もできない、

ほぼ寝てるだけの状態で

それでも彼は安楽死はさせたくない、と

 

ここ数ヶ月は

散歩も全然行けなくなって

庭でうろうろするくらい

 

食べるのだけが楽しみになってて、

爺さんの食事の面倒もエスカレート

 

そんな爺さんがついに食べなくなって

立てもしなくて、

彼はやっとお別れする決断ができたのだけど、

1週間近くたった今でも

2人で爺さんの写真見て泣いてます

 

でも過去の写真を見返していて、

本当に家族の一員だったね

 

坊やが新しい家族に加わって、

サム爺さんから学んだことが

たくさーん子育てに活かせているので

爺さんは私たちに親になる

トレーニングをしてくれたんだね、

と彼と納得

 

あんなに可愛げのない犬も

珍しいからこそ

私たちは爺さんの虜になったんだろう

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天国で美味しいお肉食べて

たくさん遊んでおいでね

 

日本から帰ってくるまで

待っててくれてありがとう