こんにちは
日曜日の午後
家族一同、知人のボートに乗せてもらいました
ウェリントンのEvans Bayで待ち合わせ、
総勢6名でボートに乗り込みました
ボートの持ち主である
ダンナ―さんの友人が操縦します
空港に着陸する飛行機が間近に!
”風に飛ばされるWellington”のサインを
海から見るのは初めてでした
ウェリントンの町をバックに、帆を張ったヨットが美しい
ウォーターフロントには、有名な帆船が停泊中でした
スピリット オブ ニュージーランド号
にぎわうウォーターフロント
オリエンタルベイの海上噴水も
この角度&至近距離で見るのは初めてでした
この噴水の周りで泳いでいる若者グループを見て、
チョージョが私も泳ぎたい!と言いだしました
ライフジャケットを付けたまま、
船側から海に入り、ほんの一瞬だけ泳いでいました
かなり水が冷たかったそうです
(そしてチョージョ、翌日から風邪気味です)
当初の予定では、波の穏やかな場所に移動して
釣りやウォータースキーをやる予定でした
でも、急に風が強くなりはじめ
海面が波立ち始めて、ボートは上下揺れに
これ以上荒れる前にボートランプへ戻る事になりました
ジージョが「ねむい・・・」と私にしがみつき、
それを抱きかかえながら空いてる手で手すりをつかみ、
時には波でジャンプするハイスピードのボート上は
かなりのスリルでした
(真相は「ねむい」ではなく、「こわい」だったジージョ)
最後はスリリングでしたが、
風と太陽が気持ちよく、海の色も美しく
楽しいひと時を過ごさせてもらえました
誘ってくれた知人に感謝です
さらにこの後おまけが!
ランプ内でボートを車の後ろにつないだり、
水で潮を落としたりの作業をしていた男性陣
その横で、釣ってきた魚をおろしている2人組がいました
とっても大きなグロパー(クエ)を処理している所で、
子供達と一緒に「大きいねー」なんて言いながら
近くでその様子を眺めていました
どうやら2人組はギリシャ人のおじいちゃん&息子さん
おじいちゃんが「ザ・ギリシャ人」て感じのファッションでした
風貌も、映画「マンマ・ミーア」に出てくるエキストラみたいで
ウェリントンではギリシャ出身の人達が
魚を売ったり、フィッシュ&チップスを経営していたりする伝統?
があるそうなので、この人達も本業かと思って
「このグロパー、これから売るんですか?」と話しかけると
おじいちゃんが血相を変えて
「とんでもない!そんな事したら、かみさんに怒られる!!」
と、身振り手振りを添えて言うので、一同大笑いでした
その後もおじいちゃんが色々と話しかけてきて、
その話し方や身振りがコメディアンのようで、
子供達も楽しそうにおしゃべりしていました
知人のボートの片付けが終わり、
「さよなら!」と声を掛けて立ち去ろうとした時
「待ちなさい!子供に1枚ずつ切り身をあげるから!」
とおじいさん
バケツの中から立派な切り身を2切れ分けてくれました
魚の種類が分からなかったので
「これはスナッパー?」と聞くと、
「やれやれ・・・」みたいな反応をされちゃいました
そのやり取りを見ていたダンナ―さんが
「魚をくれるなら、お金を払いますよ」と言いだすと
「この俺がお金を欲しいように見えるか?!」
と、またコミカルに大げさに怒るふりをするので、
大笑いしながら、ありがたく頂きました
その日の夕飯はお刺身に
結局、魚の種類はわからなかったのですが
たぶんスナッパーかな???
新鮮なお魚、美味しく頂きました
子供達がギリシャのおじいちゃんにすごく感動して、
「私も大人になったら、 釣れた魚を
知らない小さい子にも分けてあげるんだ!」
と、しきりに言っていました(かなりの限定シチュエーション)
素敵な一期一会もあり、楽しい日曜の午後でした
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