学という機(はたらき)に応じて
教という機がある
学の無いところに教は無く
教の無いところに学は無い
安岡正篤『東洋倫理概論』より
鳥の卵が孵化するときは
卵の中のヒナが
内から殻を破ろうとし
また親鳥も
外から殻を破ろうとする
そのタイミングが
ピタッと一致するからこそ
ヒナはこの世に生を受けて
外の世界に出られる
学ぶ者と教える者
教える者と学ぶ者
タイミングが一致しなければ
出会うこともありません
内から破ろうとするタイミング
外から破ろうとするタイミング
早すぎても遅すぎてもいけない
この絶妙な自然の摂理を
〝啐啄同機〟といいます
今日は最良の一日
さきくませ