啐啄同機(さいたくどうき) | 一語一会【かわしまのブログ】

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大阪生まれ大阪育ち。
特技は『何にでもすぐ感動する』こと。
涙もろくて、ちょっと熱苦しい?

学という機(はたらき)に応じて

教という機がある

学の無いところに教は無く

教の無いところに学は無い

安岡正篤『東洋倫理概論』より



鳥の卵が孵化するときは

卵の中のヒナが

内から殻を破ろうとし

また親鳥も

外から殻を破ろうとする

そのタイミングが

ピタッと一致するからこそ

ヒナはこの世に生を受けて

外の世界に出られる



学ぶ者と教える者

教える者と学ぶ者

タイミングが一致しなければ

出会うこともありません



内から破ろうとするタイミング

外から破ろうとするタイミング

早すぎても遅すぎてもいけない

この絶妙な自然の摂理を

〝啐啄同機〟といいます




今日は最良の一日


さきくませ