個人的レビュー
★★★★★
「達成の科学」を読んで気付いた、自分を変えるために必要だったこと
「やりたいことがあるのに、結局途中で投げ出してしまう」
「今日も一日、ただ過ごしてしまった…」
正直にいうと、私もずっとそんな感覚に悩まされてきました。
目標はあるのに、何かと理由をつけて後回しにしてしまう。
気づけば行動できていない自分に落ち込むことも多かったんです。
そんな時に出会ったのが、**「達成の科学」**
という一冊でした。
読んでみて、「ああ、自分が立ち止まっていた理由はこれだったのかと」
ハッとさせられました。
快楽に逃げて、やる気まで失っていた。
うまくいかない時、ついスマホゲーム、動画に逃げてしまうことがあります。
私自身「ちょっと休憩」と思って始めたはずが、気づけば数時間…。
その瞬間はたのしいのに、終わった後には「何も進んでいない」
という虚しさだけが残っていきました。
本書には「快楽に逃げると、痛みだけでなくモチベーションまで失う」
とあり、本当にその通りだと感じました。
付き合う人が習慣を壊すこともある。
これも痛感しました。せっかく習慣にしようと頑張っていたのに、
友人との付き合いや誘いで簡単に崩れてしまう。
本書では「自分の成長を助けてくれる人と一緒にいることの大切さ」
が強く書かれていて、今の人間関係を見直すきっかけになりました。
行動してみれば大したことなかった。
私は「めんどくさい」と感じて後回しにしてしまうことが多いのですが、
実際にやってみると数分で終わることがほとんど。
「行動してみれば大したことなかった」という感覚、
これは何度も体験してきたのに、結局繰り返していたな…と気付かされました。
続けることが成功を作る。
本書で一番心に残ったのは
**「成功はたまにやることではなく、一貫して行うこと」**という言葉です。
例えば筋トレや読書も、1日サボったからといって
全部が無駄になるわけではありません。
続けることをやめなければ、それは「失敗」じゃない。
三日坊主を恐れるよりも、
「自分のペースでも続ければいい」
と思えるようになり、気持ちが少し楽になりました。
まとめ
「達成の科学」は目標を達成するための考え方やスケジューリングの方法だけでなく、
行動をやめないための「心の持ち方」を教えてくれる本です。
読んで耳が痛い部分もありましたが、
その分「今の自分を変えたい」という気持ちを強くしてくれました。
これから何かをやり遂げたい方、途中で投げ出してしまいがちな方に、
是非読んで欲しい一冊です。

