個人的レビュー

★★★★

 

 極端こそ我が命心に火を灯す見城徹さんの熱狂的人生論

 

幻冬舎代表取締役社長・見城徹さんの半生を描いた「極端こそ我が命」

この本は、彼の生き方や仕事の取り組み方が赤裸々に綴られ、

読む人の心を強烈なインパクトを与える一冊です。

 

見城徹さんといえば、仕事のモチベーションを高めてくれる

名著「たった一人の熱狂」も有名です。こちらも大好きな作品ですが、

また別の機会にご紹介します。

 

今回は、「極端こそ我が命」から私の心に深く刺さった言葉や気づきをシェアします。

 

「人は自分が期待するほど、自分のことは見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていな

くはない。」

この言葉は「どうせ誰も見てないだろう」と思って手を抜いたり、サボってしまうこと、そんな 小さな、細かい部分にこそ人の本質が表されるのだと気付かされました。

 

どんなに目立たない仕事でも、「いい仕事をすれば、必ず誰かが見てくれている。」

そう信じて、一つ一つの仕事に誠実に向き合いたいと思わせてくれる言葉です。

 

「24時間眠らないで働くこと。人が寝ている時に眠らないこと。人が休んでいるときに休まないこと。それが圧倒的努力だ。」

一見すると過酷な根性論のように思えますが、これは単なる精神論ではありません。

「自分の目標が大きければ、それに見合うだけの自己犠牲や代償を払う覚悟が必要だ」

というシンプルで重たい真理。

 

「無理だ」と感じるかもしれません。でも夢や目標を本気で叶えたいなら、

圧倒的な努力が必要不可欠だと再認識できました。

 

「迷った時こそ前に出る。人生は暗闇の中で跳ぶことの連続なのだ。」

 人は誰でも、変化を恐れて現場にとどまろうとします。

しかし「迷った時こそ、一歩踏みだす勇気が自分を成長させる」

ことを見城さんは教えてくれます。

 

リスクを取ることは怖い。

でも、そこから逃げずに挑戦することでしか見えない景色がある。

この言葉は、迷いや不安に立ち止まりそうなとき、背中を力強く押してくれるはずです。

 おわりに

仕事や人生において、モヤモヤした気持ちで立ち止まっている方。

なかな前に進めず、心の火が消えかけている方。

 

「極端こそ我が命は」は、そんなあなたの心に再び熱い火を灯してくれる一冊です。

 

迷いや不安で立ち止まっているなら、ぜひ読んでみてください。

きっと、あなたの心にも熱狂がもどってくるはずです。