乳酸菌にはいくつかの種類があります。
１．ビフィズス菌
ビフィズス菌は善玉菌の代表とも言うべき乳酸菌の一種。
乳酸菌と呼ばれる菌の特徴として、
乳糖を生み出すというものがありますが、
ビフィズス菌は、更に酢酸も生み出すという特徴があります。
ビフィズス菌が生み出した酢酸は、腸内を酸性にし、
悪玉菌の繁殖を防ぐ効果があります。
また、便秘・下痢予防などの整腸作用、
発がん物質・老化因子の排出、
貧血・肌荒れの予防などの効果があります。
２．ラクトバチルスカゼイシロタ株
一般的にはヤクルト菌として知られています。
胃酸や胆汁に負けない菌の培養を繰り返して生み出された乳酸菌であり、
生きたまま腸に届く乳酸菌として有名です。
３．ラクトバチルス・アシドフィルスL92株
ラクトバチルス・アシドフィルスL92株はカルピス社が保有する乳酸菌で、
胃酸に強いという特徴を持っています。
よって、生きたまま腸に届き、大いに働いてくれます。
４．植物性乳酸菌
植物性乳酸菌は古来より漬物の発酵に使われており、
日本人にとってなじみの深い乳酸菌の１つです。
植物性乳酸菌は胃酸に強く、腸まで生きて届きます。
善玉菌を増やし、腸を整える効果があります。
５．LG21
LG21は、ピロリ菌を除去する効果で有名です。
ピロリ菌は消化器系の病気の原因で、日本人の半数が保菌しています。
LG21を摂る事でピロリ菌を激減させる事が出来るので、
意識して摂取したい乳酸菌です。