こんばんは
今月は、乳がんと告知されて1年目です。
思い返せば、針生検の結果をご家族と・・と言われ、母と結果を聞きに行きました。
『乳がんでした』
とてもいいにくそうに主治医が言いました

乳がん専門病院なので、乳がん患者は多いはずで、告知なんて毎日言いなれているでしょうに、患者に寄り添った対応をしてくれました。
告知された私は、『あー、がんなんだ』
って、他人事のように思っていました。
なので、
『そうですか。ところでステージは?タイプは?根治しますか?』
顔色一つ変えない私に、主治医も看護師さんも
『大丈夫ですか?』と何度も聞いてきます
母は、無言。
きっと、言葉を発したら泣いてしまう、そんな心境だったのだと思います。
ごめんね、娘が先に癌になっちゃって
母と家に帰り着くと、父が外で待っていました。
告知されたあの日から、両親は心配で心配でたまらなかったはずです。
生活の全てにおいて、バックアップしてくれました
娘が先に病気になって、親不孝です
そして、県外にいる娘が、私の乳がん宣告を受けて職場を辞め地元に帰ってきてくれました。
娘たちにも、相当な心配をかけてしまいました。
わざわざ仕事をやめて帰ってきてくれて本当にありがたかったです。。
医療従事者のため、幸いなことにすぐに病院も決まり、私の心の安定にも繋がりました
病気になって、家族に迷惑をかけてしまったなって申し訳ない気持ちですが、いつもそばにいてくれる両親や子どもたち、そして友達のありがたみを再認識できたこと、唯一がんになって良かったことです😊
告知されたあの日から、世の中さえ変わった気がしていましたが、寿命がくるその日まで1日1日大切にしていきたい、そう思った日でした