「先生!!!神」
と、称え、
「センチネル注射って全然痛くない!!あー、悩んで損した(笑)」
と、1分前とは違って余裕発言。
注射の後は、液を散らすために胸をモミモミされますが、ちょっと熱くなる感じがあるだけでした。
強面先生が、
「注射が怖くて泣いていたの?なんで泣いてるかは聞かなかったけど。そうだったのか。なんでだか、皆センチネルが痛いって、思ってるんだよね」
「痛いって、聞いてましたよー
でも先生の全然痛くなかった!ありがとうございます!ほんと神!!!(←しつこい)」
「私がすると、誰も痛いって言わないよ
」
と、先生はドヤ顔で帰っていきました
看護師さんに、
「(グルと勘違いして)すみません
全然痛くないのに大騒ぎしちゃって
」
というと、痛くなかったカラクリを教えてくれました。
センチネルの注射は、基本は皮内注射で行うので、痛いそうなんです。皮内注射って、とても痛いそうです。
※病院によって違うかもしれません。
でも強面神先生は、皮下注射でするから痛みを感じないのだそう。
※強面先生は、違う病院から転院されてきたばかり
この病院では、強面神先生のみ、この皮下注射でするそうです。
皮内注射でセンチネルをされた患者さんの中には、「こんな痛いって聞いてない
」とブチギレた方、注射の途中であまりの痛みに先生を蹴り倒した方がいたそうです
じゃぁ、みんな皮下注射ですれば良くない?
そう疑問に思い、夕方病室に来てくれた主治医に聞きました。
すると、皮内注射だと確実に液が入るそうですが、皮下注射だとキレイに入らない場合があって、センチネルがわからなかったり、センチネル注射を再度しなければならなくなるそうです。
え?私の大丈夫かな?
と確認すると、
「注射あとのレントゲンで確認しておきました、きれいに入ってましたよ!大丈夫!」と、言われ安心しました
だから、液がまわるように皮下注射の場合は胸をモミモミするんだそうです。
なるほど!!だから、たまたま強面神先生に当たった私達は痛くなかったわけだ!
そして、その日会う看護師さんたちに、
「センチネル痛くなくて良かったね!」
「いつもの明るいゆこさんに戻ったね!」
と、言われまくるのでした
最後に主治医が
「明日の手術がんばりましょうね!13時からですからね!」
はっ
13 時からだった!
「先生、昼から手術でその時疲れてない?午前中外来でしょ?患者さん多いし。。」
「疲れません!」
はっ
もう今日も遅い時間だ!
「もう、今日は早く帰って明日の手術に備えてください!! 頑張るのは先生だから!私、寝てるだけ
」
と、お騒がせ患者だなぁと自覚しながら、乳がん治療の1番のビッグイベント(本来は絶対に手術が1番(笑))を終え、ようやくぐっすりと寝ることができました。
ブログで、皆さんやっぱりセンチネルが怖かったとおっしゃっていたので、私だけじゃないんだと嬉しかったです
