結果の日。
母と行きました。
初めて見る30代の男性医師。
「検査の結果・・乳がんでした」
とっても言いにくそうに。
わたしは、「そうですか。わかりました。」しか、言えませんでした。
どこか、がんであることは覚悟してました。
なので、すごく冷静に聞けました。
そして、がんだった場合に、聞くべきことを予めメモしてきていました。
あとから、すごくこれが役に立ちます。
《結果》
充実性乳管がん
サイズ 1.2cm(後に倍になります)
エストロゲン 陰性
プロゲステロン 陰性
HER2 +2 (フィッシュ法結果待ち)
ki67 50.4%
グレード 3
ホルモン受容体が陰性のため、乳がんのタイプは、HER2かトリプルネガティブに絞られました。
乳がんになってしまったことは、仕方ないにしても、せめてお薬が色々とあるホルモン受容体が陽性のタイプであってほしかった。
悪性度もki67も、高い。
HER2だったとしても、トリプルネガティブだったとしても、抗がん剤が必須であることは調べていました。
告知してくださったこの30代先生は、手術先行でも、抗がん剤先行でも良いと言ってくださいました。
「ただ、HER2やトリプルネガティブの場合、抗がん剤先行のほうが生存率が良いことがわかってきています。」
そう言われ、悩みました。
早く手術して癌細胞を取ってしまいたい気持ちと、抗がん剤を先にしてどこかにとんでいるかもしれない癌細胞を叩きたい気持ちと。
手術だと2ヶ月後、抗がん剤だと来月から開始できるとのことで、抗がん剤先行でお願いをしました。
告知されたときって、みんな泣いたりするのだろうか。
私の冷静さに看護師さんは驚いていました。
もうなってしまったのはしょうがない。
30代男性医師の、
「これから一緒に頑張りましょう」
これに少し救われました。
頑張ってください、じゃなくて、頑張りましょう。
心強かったです
のちに、この30代男性医師が、私の主治医となります。