乳ガン発覚後。

前向きに!

ポジティブに!

明るく!

笑って免疫アップ!


なんて、自分のブログだけに留まらず、他人様のコメント欄にまで押しかけて書き込んで来ましたが。

自分がここまで追い詰められてやっと。

そんな気分に到底なれないこともあるのだと。

やっと気が付きました。

笑いながら涙が止まらない。

色んなしがらみに、どちらを向いたら良いのか分からない。

何をいちばんにしても後悔しそうな気がする。

そも言葉を発する気にすらなれない。


超、ポジティブ人間なので、こんな日が来るなんて思ってもいませんでした。

なんて殊勝な事を思ってみても、すぐに忘れてしまいそうなので、文字にしてみました。
明日は一時帰宅の予定だったのですが、

長男がインフルエンザBにかかり、中止に…(T_T)


正しくは、皮下注射ことヒカチュウです。

これでモルヒネを随時投与していて、痛みの激しい時にレスキューと言って一気に流しこんだりするのですが。

どうも、このモルヒネと相性が悪いみたいで、グルグル感がハンパなく。
朦朧としたり、ウトウトしたり。
気がついたら誰もいない部屋で普通に喋っていたりして。
夢と現と境がわからない感じで。

怖すぎるからやだー(T_T)と騒いでいました。

結果、昨日からやっと点滴のモルヒネから、飲用モルヒネに切り替わって、大分、グルグルがましになりました。


胸膜播種とかいうのが厄介らしく、これさえ抑えられると退院の目処もつくらしく。

アバスチンをやったり、ランマークをしたり、ゲムシタビンをやったり。

PETもCTもレントゲンも撮りました。

目処がつかないと個室からも出られないので、お金も大変になってしまいます。


子どもたちもさすがに限界だし。

お母さんは急いで帰らないとね。
私は働いていたことがあるのですが。

もともと不精者だし、家族のように仲良くしていた人とも

1年に数回以下の連絡しか取らなかったりと酷い有り様だったのですが

ブログだけは相手が読んでいてくれていて

病気を知り、再発を知り、心配をしてくれて、新年早々、北海道からお守りや冷えとりグッズを送ってくれて。

なんとステキな友人に非礼を重ねてきたのかと反省しきりだったのですが。

今日は、所用があり外出から戻り着替えをしていると、お見舞いの方がいらしていますと看護士さん。

いーえ。
誰にも教えていないので、そのよーな方はいませんと私。

とりあえず、名前を伺うと心あたりのあるその人の現住所は福岡の春日なのです。

ますます有り得ないと思っていると、まさにその人で。

10年振りくらいに会うその人は変わらないそのままで。

ちょっと前に乳がんだと風の便りに聞いて心配していたら、いきなり救急車の入院のと聞いて正に飛んできたのだと。


これは泣きます。゚(゚´Д`゚)゚。

入社していちばん良くしてくれていた先輩だし。
お見舞いだけの為の1泊上京です(。・ω・。)

嬉しすぎます。

ちなみに、上記の北海道の子はいちばん仲良くしてくれた同期です(。・ω・。)


友人に恵まれていることに感謝して。
入院してから、次の日あたりからでしょうか。

「ご家族の方、ちょっとよろしいですか?」

ばかりで、私に対するのが全部その事後報告。

当然、余命宣告とか疑いますよね。

夫にその旨を尋ねてみたら

「例えば余命の話だったとして、知ってどうするの?」


おい(-_-#)


自分の余命を知ってどうする?

こっちにだって計画はあるし、自分じゃない人間に知るかどうかの権利を委ねる気は、微塵もありませんが(-。-)y-゚゚゚


これで、どうにもならなくなってから、実は…なんてなったら、確実に祟りますから!