私の年代(50代半ば)だと、乳房再建しない人もいらっしゃると思います。昔は再建なんて出来なかったし、現に私の祖母は母が小さい頃にはすでに片方の乳房がなかったそうです。
私の手術は右胸を全摘(皮と乳頭残して)でした。
私の場合、乳房が大きいので喪失感が強いだろうという事は容易に想像できたので、すぐに再建を選択しました。乳房再建手術の保険に入っていたこともその選択を後押ししました。
すでに今までの記事で、インプラントを選んだ経緯については書きましたが、もう一度インプラントについて考えてみたいと思い何回かに分けて書きたいと思います。
私が実感するインプラントの良いところ
◎私の場合、皮と乳頭を残したので、手術が1回で済む。(この手術ができる病院は限られます。)
◎傷は胸だけ。(移植ではないので、お腹や背中に傷ができません)
乳頭とわきの近くのセンチネルリンパ節の検査のため、その2つを結んだ線が傷となります。
手術説明前には目立たない胸の下で切ってもらえないかな…と思っていましたが、手術後はその理由に納得しました。大きい胸だと胸の下の傷は予後が悪そうだし、検査も信頼性が低くなりそう(医学的知識はゼロです
)

◎手術の前後で形の変化が少ない。
◎手術時間が短い(4、5時間)
◎入院期間が短い(術後二週間)
入院してから検査があってから手術です。土日は検査ができないので、手術まで2、3日かかることも。私は入院が二週間と勘違いしていて、仕事の変更が大変でした

◎仕事復帰が早い。
重労働でなければ、退院後すぐに復帰できます。
長くなったので、また続きは後ほど…