過去(3月)の話です。
リアルタイムで記事を書いているので現在と過去がごっちゃになっています…読みづらくてすみません

わたしの受診している病院では乳腺の造影MRIは生理後7日〜14日の間でしか検査が出来ないとのことで、初診日の翌週大急ぎで受けることになりました(その日はピル中断してはじめての生理中でした)。
造影CTはその4日後に受けました。
ちなみにわたしは若年性の乳がんなので、遺伝性のものも考慮した方が良いとの事で、MRIを受ける1時間前に来院して専門の看護師さんのカウンセリングを受け、CTの日に検査を受けました(と言っても採血一本で済むのですがw)。
【乳腺造影MRI】
当日はピアスやブラのホック等貴金属類がNGの他、コンタクトレンズNG、アイシャドウNG、マスカラもNGとの事でメガネにファンデと眉毛だけと言う薄っっっすーい顔で検査を受けました
あとマスクも白の不織布限定で、鼻に入ってるワイヤーを抜いてこいとのことで事前に用意したものを持っていきました。
指定されたロッカーで検査着に着替え、看護師さんにルートをとってもらい、頭に手術帽を被せられ(笑)(←髪が落ちてきて痒くなったりしないための対策だそうです)いざ!検査室へ!
検査着の紐を外して(前がはだけた状態で)顔と乳のところだけ丸く穴の空いた台にうつ伏せになって(笑)、両手を万歳、耳にヘッドホンをつけられ頭は固定され…なんともシュールな光景





なんとこの状態で40分!!!

ガンガンピーピープープー工事現場のような爆音が聞こえるのですが、これはまぁ脳のMRIで経験済みなので良いとして…ヘッドホンから放射線技師さんがその都度説明してくれるんですが、「動くな、大きく息を吸うな(乳が動いてしまうから)」って言ってくる訳です
ムーーリーー





マスクが顔に押しつけられるから鼻が痒いし息がしづらいしで、息すんなってどうせぇっちゅーねん!!てかいつもどうやって息してたっけ??って若干パニック状態に



造影剤はアレルギー起きたらどうしようかとドキドキしたけど入ってる感覚もなく特に問題ありませんでした。
パニックで色々息の仕方を工夫してるうちに検査が終わりました(笑)
とにかくこれが一番大変な検査だった…

今無痛の乳がん検診とか言ってMRIが流行ってるらしいけど、結構大変では??てか乳腺って造影するから無痛じゃなくね??あんな写真で見るようなニコニコ顔で受けられるような簡単な検査じゃなくね?って感じでした



レポート結果
【所見】
・右乳腺C領域に早期濃染ー洗い出しを呈する不整形結節を認め、既知の乳癌と思われます。胸筋にはほぼ接していますが、明らかな浸潤は指摘できません。同領域には同様の信号強度を呈する小結節が多発しており、娘結節を疑います。
・病的リンパ節腫大は捉えられません。
【総括】
右乳癌(C)。娘結節疑い。多数
【胸腹部造影CT】
この日は当直明けでした。朝8時以降絶食だったので普通に朝ご飯も食べられました。
検査2時間前、1時間半前、1時間前、30分前にそれぞれ水を300ml飲んできてくださいとの事で、昼に仕事が終わってすぐ飲水開始…これがなかなか大変でした

検査時間になる頃にはもうお腹チャポチャポ

検査着に着替えて造影ルートを取ってもらい、検査室に入ったらまたダメ押しでコップ一杯のお茶を持った看護師さんが現れ、ダメ押しの飲水

合計2L近く飲んだんじゃないかな?どんだけ水飲ますねんってツッコミたくなりました

造影剤はお股の部分が熱くなってお漏らしする感覚があるって事前に感想読んできたのと、実際にお腹チャポチャポですぐトイレに行きたくなってたので粗相しないかドキドキ

でもわたしの場合はまず喉元がカァー!っと熱くなってそこから徐々に下の方に移動していくという感じで、そこまで下腹部に違和感はなかったかな?でも気持ち悪いは気持ち悪いですね

レポート結果
【所見】
・右乳腺C領域の原発巣と娘結節疑いに相当する濃染結節あり。
・病的リンパ節腫大なし
・肺、肝、骨を含め、撮像範囲に遠隔転移を積極的に疑う所見なし
・両肺に高濃度小結節を散見します。現時点で転移を積極的に疑うサイズ・形態ではありません。→これ、本当に大丈夫なのか今頃心配になってきました

・肝嚢胞あり
・骨盤内に少量の腹水あり→これも大丈夫
?

【総括】
右乳癌(C)。娘結節疑い。多数
明らかな転移なし
娘結節多数って一体何〜



主治医によると、同じ乳腺内で親玉しこりが子供を産んで小さいしこり(娘)を作っていることを言うようです。だからみんな同じ性質の癌で、親のしこりがルミナルなのに子供がトリネガだとかそういった事は絶対にないんだそう。ステージは親玉のしこりのサイズで更に浸潤している大きさで決まるらしく、娘結節はステージには直接関与はしないようでホッとしました。
…と、いう訳でわたしの癌には結構な広がりがあるらしく、術式は全摘一択ですと他に選択の余地はありませんでした。