それは、もう随分と長い年月が経過し続けている事で

ずっと前から好きな人とのこと。


彼は、私が言った言葉がどういう意味なのかを

 

尋ねられると、私は決まって口ごもる。

 

説明がつかない。なんていったらいいかわからない。

 

返事の仕方によっては、怒り出してしまう

 

距離あけようとか言われるかもしれない。

 

それが怖くて何も言えなくなってしまう。

 

すると、彼のほうからお小言がはじまる。

 

はい・・・・ごめんなさい。

 

しか言えない。

 

うまくいかない。

 

でも、気持ちを取り直して

 

一生懸命考えた言葉を話し出す。

 

すると、しらけられたり、怒り出してしまったり。

 

必ず、嘘つきと言われたり。

 

いつも、自分に都合よくしか受け止めないと言われる。

 

状況はギクシャクするばかり。

 

よくも、長年こんなことを続けてきたものだと思う。

 

 

 

 

 

でも気がついたことは

 

彼の「どういうこと?おしえて」という言葉は、

 

彼にしてみたら、冷静に優しく聞いているだけなのだ。

 

けれど、私は何か自分が間違えたことをいったりしたりなのかな?

 

と、思い、叱られると感じる。

 

そのため、いつも彼に言われるように

 

素直で正直でありのままでいればいいのに

 

お利口さんの言葉を考えて、褒められようとする。

 

それが、彼の琴線に触れて

 

逆に怒らせてしまう。

 

嘘つきといわれ続けたのは、自分の気持ちに正直でないから。

 

都合よくしか解釈しないと言われるのは、

 

彼に認められたい、もっと好きになってほしい

 

二人の関係をもっと親密にしたいという期待感から解釈してしまうから。

 

彼は短期で怖い人だと思っていた。

 

とても厳しい人だと思っていた。

 

でも、情熱的で優しい一面をもっている人とも思っていた。

 

 

でも、ちがった。

 

彼ほど、気長に私を待ってくれる人もいず

 

彼ほど、私がよくなることを願ってくれる人もいず

 

彼ほど、私を応援してくれる人もいず

 

彼ほど、私を支えてくれる人もいない。

 

 

そうなんだ。。。

 

私のこと、ずっと見守って、応援してくれていたんだ。

 

開運の時期がくるのをまってくれていたんだ。

 

 

そこのところに気がついたら

 

私の誤解、優等生な姿、悲観的な気持ち

 

私がそんな態度ばかりとっていたから

 

ずっとずっと遠回りしている。

 

 

互いに仲良くして

 

切磋琢磨できるような関係になるのが

 

一番いいのに。

 

 

私は、彼に負ぶさることしか考えていなかった。

 

体調が不安定だから十分に働けない

 

生活に困っている。

 

結婚したいな、食べさせてほしいな。

 

そんな願望ばかりで

 

できない理由を並べて

 

欝によって、意欲がわかないどうしようもない自分を

 

背負ってもらうことばかり考えていた。

 

反省すべき点だなと思ったり。

 

 

申し訳なさと、ありがたさで、いっぱいになったり。