母がいろんなことを言っているのだけれど




しじゅうがすみの ごじゅうちゃっかり




っていう言葉知ってる?




40歳代になると、次第に目がかすむようになっていく。



自分では意識していないのに



自然にみたいものを、斜め下にさげて



目から徐々に離していって 見る。





この行動を、40過ぎると自然にやっているのだけれど



あるところで





ハッえっ






として、その行為に気が付き 困惑するのよねえ・・・




いやいや。。。まさか・・・




受け入れがたい、自分の老いに対しての抵抗。




誰にも話せなくて




メガネ作ろうかな・・・どうしようかなあ・・・遠近両用メガネ・・・




そうそう、中年の代名詞ともいえる、遠近両用メガネ。




それを作ろうかどうしようか・・・




心の中の葛藤はすさまじい・・・





その、かすんで見えなくてしかたのない40代が




50代になると、なぜかしら、見えるようになっていく。




ものを斜め下にしなくてはいけないものの




メガネという道具を使わなくても、かろうじて見えてしまう。




そういう時期がやってくる。





これを




しじゅうがすみの ごじゅうちゃっかり




っていうんだけど・・・




じつは、今、私がそうで・・・




メガネかけなくても、見えるときがあるのよねえ。




さすが、昔の人は よくものをたとえたものだと思う次第。