友人からオススメされた漫画を読んでいて、びっくりしたことがありました。
それは、「乳がん検診でよく行われるマンモグラフィー検査でも、がんを見つけられないことがある」というコト。
あまりにもショッキングだったので、自分でも色々と調べてみました。


どうやら、女性の乳房は4つのタイプに分類されるらしいのです。
乳房の中にある脂肪と乳腺の割合によって「脂肪性」、「乳腺散在」、「不均一高濃度」、「高濃度」と別れていて、 特に「不均一高濃度」と「高濃度」は乳腺の割合が高い「デンスブレスト(高濃度乳房)」という状態だそうです。


「でも、乳腺が濃いだけで見つけにくくなるのかな?」と思っていたんですけど、 マンモグラフィー検査では脂肪が黒く写り、一方乳腺とがんは両方とも白く写るのだとか。


デンスブレストだと、乳腺がいっぱいあって白っぽい画像の中で白く写るがんを見つけないといけない。
なんだか気が遠くなりそうですね… 「デンスブレスト(高濃度乳房)」である場合、エコー(超音波)検査も併用することでがんを見つけられる可能性が高くなるそうです。


また、その状態であるかどうかはマンモグラフィー検査で判断できるとのこと。
自分に合った検査方法を見つけたいですね。

私は、職場で毎年健康診断を受けています。
ある年、いつも通りマンモグラフィとエコーの検診を受けたところ、検査をして一週間がたった頃総務課の方が、速達で来た大きめな封筒を、直々に持って来てくださいました。


その中にレントゲン写真と紹介状が入っていて、早急に受診してください。
とかいてありました。


まさかと、思いましたが、速達で来た封筒とそれを直々に届けてくださった方の雰囲気で、ただ事ではないと思い、そこでなんとなく覚悟が出来た気がします。
直ぐに受診したところ、やっぱり乳癌でした。


しこりがあると、言われても初めわからなかったのですが、受診した病院でもう一度マンモグラフィ検査をした時、担当の女医さんが『これだよ』と、しこりを教えてくれやっと分かりました。


はじめは、全摘出になるかもと言われ『悪いところは全て取ってください』と話していたのですが、結局部分切除で良いことになり、約1ヶ月の通院照射をすることになりました。


手術は勿論寝ている間に終わり、念のため一晩ナースステーションの所の部屋に泊まりましたが、次の日には元の大部屋に戻れ、一応おとなしくしていましたが、2日目には、暇なため洗濯したりしていました。


4泊5日の入院生活は楽しかったです。
これも健康診断をちゃんと受け、早期発見出来たお陰だと思います。
友人にもちゃんと健康診断を受けるように勧めています。

産後、小林麻央さんの事もあったので毎年主人の健康保険組合の人間ドックを受診してます。
婦人科検診は子宮がん検査と乳がん検査がついてます。
私はずっと貧乳でこの検診がいつも憂鬱でした。


去年までの検診は超音波検査とマンモグラフィのどちらかを選べたのでいつも貧乳は挟まるわけないと超音波検査を選んでました。
女性の方に超音波検査をしてもらうのですが、仰向けに寝て手を上に上げてしまうともう完全にまな板状態なんで恥ずかしさもこの時間だけと我慢していました。


しかし、今年からは超音波検査とマンモグラフィがセットになってしまいました。
超音波検査だけでも辛いのにマンモグラフィは無理だと思いながらも、子供もまだまだ小さいのだからここは我慢しなくてはと頑張りました。


冷たい台の上に乗るわけない胸を無理矢理ねじ込み、検査員の方が脇から背中から脂肪を寄せ集め、体を機械に押し付け涙が出るほどの激痛を我慢すること片乳3分。


こんな胸でごめんなさいと言いそうになりましたが、頑張って頂いた検査員さんにお礼をいいました。
こんな思いをしても貧乳のマンモグラフィは必要なのかと思いますが結果は異常なしだったのでやはり安心しました。

最近、知人が、乳がんになりました。

しかし乳がん検査ではなく、自分でしこりの存在に気付いて病院に行き、判明したのです。
全国的な基準は分かりませんが、私が住んでいる地域では、職場の健康診断で乳がん検診をするのは2年に1度。
もちろん、知人も、乳がん検診を職場で受けています。


しかしその時には異常なしだったのです。
そのため、知人の話を聞いて「2年に1度で足りているのだろうか」と最近不安です。
しかし私費で頻繁に、積極的に受けたいと思うような検査でもありません。
なぜなら言葉にならないくらい痛いからです。


2年に1度受けるだけでも勇気がいります。
知人のように、うまく受診するタイミングで発見できるとは限りません。


そのためにも、自分自身で定期的に、しこりなどがないかチェックしなければならないのでしょうね。
もっと痛くない検査が開発されたら、もう少し頻繁に検診を受けたいと思うかもしれません。
ぜひ、そうなってほしいものです。

一般的なマンモグラフィ検査と超音波(エコー)を使った検査どちらにも良い点と苦手な点があるため、その人の年齢や状態によって必要なものが違ってくるようです。
マンモグラフィ検査は石灰化や乳腺全体の状態をとらえやすく、撮影方法が定められているので過去の撮影したものとの比較がしやすいところが利点です。


しかし年齢や乳腺の状態によっては判断が難しいものもあります。
そしてX線を使うため妊娠中は撮影ができないことや、月経周期によっては撮影時に痛みがともなう場合もあるなどの欠点もあります。
それならエコーを使った検査をすれば良いじゃないかと思いますが、これもまた良いとろこばかりではありません。


利点としては被爆がないため妊娠中でも検査ができることや、乳腺が発達している40歳以下の方でも痛みがなく検査ができること、小さなしこりでも見つけられることなどがあります。


ただし、石灰化の評価がしずらいことや、がん以外の良性のものも発見しやすいため再検査になる確率が高くなること、エコーを行う施工者の技量に依存されてしまうことや、検診での有効性の確認がまだ確率されていないことなどの欠点もあり、一概に「検査したから大丈夫」とは言えないようなのです。


乳がん検診を行うには「自分の乳房がどんな状態でどの検査が合っているのか」や「どの病院、もしくは健診センターで行うのが良いのか」を詳しく知ることが大切です。