11月20日、大阪の箱寿司を代表する「吉野」、お米を使ったスイーツが有名な「五感」、そして塩昆布の「神宗」の若旦那があつまって「上方を味わう」というイベントを開催。

大阪・船場と呼ばれる土地で商売をする3店が集り、楽しくそしておいしいイベントでした。

 

会場は昭和2年の建物芝川ビル。そして司会はあの緒方洪庵のやしゃまごさんという昔を今に伝える顔ぶれ。

まずは「神宗」。

神宗の塩昆布がどのように手間暇をかけて作られているかをだしを実際に味わいながら体験。まぐろ節をひくところからやったんですけど、ひいたことなんてない私。緊張しました。

でも、本物のまぐろ節はそのまま食べてもおいしい。

そして昆布。産地により微妙に昆布の味が違うことを体験。

次に「吉野」。

五味五色が詰まり「二寸六分の懐石」と呼ばれた吉野の箱寿司。

素材を手間暇かけて作り、そして箱型に入れ込む。

美しい・・・

今回は吉野さんからお寿司をいただきました。

一つひとつ素材から染み出るおいしさが味わえました。

巻きずしの煮出しがしゅんだかんぴょうのおいしいこと。

最後は「五感」。

北浜のお店はいつも満席の五感。今回はその五感が手がけられたチョコレートブランドの紹介を主でした。

産地のチョコレートの味の違いをじっくり味わいました。

そしてその後に・・・

エクレアとマカロン、フロランタン。

エクレアの上にはカカオの砕いたものが乗っていたのですが、チョコレートの甘さにカカオの苦みがよく合っていました。

ほんと、日本の台所と呼ばれた大阪に生まれてよかったと改めて思ったのですが、これほどまでに家で手間暇をかけられるかというと・・・。でも一度はきちんと鰹節を引いて出汁を取ってみたい。