今、兵庫県立美術館 ギャラリー棟で「ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~」が開催されています(7月1日まで)。
「となりのトトロ」マニアの私としてはいつ行こうか機会をうかがっておりました。そして、今日。GW前の平日、雨降りなので、きっといつもよりは混雑していないだろうと予測して、昼過ぎから行ってきました。
JR灘駅から徒歩約10分。予想通り思いのほか混雑はマシ。やった!
1985年の設立以来のスタジオジブリのアニメーション作品の貴重な資料や宣伝に使われたポスターや「魔女の宅急便」の【おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。】や「もののけ姫」の【生きろ。】、「崖の上のポニョ」の【生まれてきてよかった。】など秀逸なコピーライトがどのように変わり生まれたのか、そして宣伝物などなど、大ヒットを起こしてきた裏側が見られるこの展覧会。広報、広告に携わる者としてほんと見どころ満載でした。
ジブリの敏腕プロデューサーの鈴木敏夫氏の直筆のダメダシ原稿やコピーライターの糸井重里さんにあてたFAXも。細かいところでは必死で考えてくれたコピーに対する返事の仕方もほんと勉強になりました。作画中同時進行で進む宣伝・広告企画の企画書からスケジュール、ポスターを作成するときの文字とのバランスまで。やっぱり仕事は何でもスケジュール第一なんだと実感。自分も常にプロジェクトはスケジュール作成からなので、そのスケジュールを観ているとなぜかドキドキしてしまいました。
仕事モードの観覧に胸が締め付けられる一方で、入口のウエルカムゾーンで大きなトトロが出迎えてくれます。途中、原寸大?のネコバス、さらには空飛ぶ飛行艇が会場いっぱいに登場!
やっぱりジブリはこんなアラフィフのおばさんでもトトロのコピー曰く
このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。
と思わせてくれるのです。
壁面にはトトロが!
ラピュタの風車
空飛ぶ飛行艇
5月2日まで 平日限定でオリジナルポストカードももらえるのですが、これが大好きなトトロ!
うれしい!
ジブリショップではオルゴールを買ってしまいました。