今公開中の映画の原作本。
主人公川原由加利を長澤まさみ、その恋人小出桔平を高橋一生が演じると予告であったので、読んでいる私の頭の中はそれぞれが演じていた。
物語は、5年も同棲している恋人桔平がある日突然倒れて意識不明となった。すぐに駆け付けた由加利を待ち受けていたのは、桔平が名前も職業も全て偽っていた事実だった。その嘘を由加利は探偵事務所の海原の協力を得て明らかにしていく。
桔平の嘘を一緒に明らかにしたくて、一気に読み終えた。読後の感じは悪くないが、桔平が失踪した内容は割りと想像できるものであった。映画はどのように描いているのか併せて観てみたいと思った。