スタジオジブリのアニメ作品の舞台となった建物の展覧会「ジブリの立体建造物展」が2018年2月5日まで天王寺のあべのハルカス美術館で開催されています。
絶対混雑すると思い、平日に行ってきました。が、しかし・・・すごい人。人。外国の方もいらっしゃって、ジブリ人気を思い知らされました。これが土日・祝日だったら、もっと混雑しているんだろうなあ・・・。
さて、展覧会。いきなり「千と千尋の神隠し」のあの両親が飲み食いして豚にされた不思議の町の屋台と「ハウルの動く城」のハッター帽子店が現れて期待度を上げられます。
そこからZONE1「二人の監督」、ZONE2「志」、ZONE3「熱」・・・とZONE8「空想と予感」まで迷路のように進みながら背景がやアイデアを書き留めたイメージボードなどを見て回ります。イメージボードは、本当に細かく、建物パースでそのまま実際に建築できそうなものばかりで驚かされました。またイラストが写真のようにすばらしくさすがジブリ、と思わざるを得ないほど。イメージボードの他に所々に模型やジオラマがあってそれがもうすごい!「借りぐらしのアリエッティ」のお家や「魔女の宅急便」のグーチョキパン店などはのぞき込むと本当に細かいところまで再現されていて一気に映画の世界に引き込まれます。そして圧巻は「千と千尋の神隠し」のあの油屋。高さ2メートルはある油屋を再現していて、ああ、千尋があの裏の階段を上ったなあとか、ボイラー室はここやったんやとか・・・。
私はジブリ作品の中でも特にトトロが大好きで何度も繰り返し観ているアニメなので、草壁一家、めいとさつきが暮らしていた家に感動。このお家は洋館と日本家屋が合体しているのも改めて知りました。
やっぱりジブリ最高!
展覧会の中は一切撮影は禁止。せめて模型やジオラマだけでも撮影させてほしかったなあ。
会場の外にはフォトパネルがありました。