実在の人物「バリー・シール」を基にした映画「バリー・シール アメリカをはめた男」の試写会に行ってきました。
天才パイロットの腕を見込まれ、CIAエージェント、そして麻薬の密輸王となった男をトム・クルーズが演じています。久しぶりに見たトム様。う~ん、ちょっとお年を召されたなあ。全体に丸みを帯びて何よりちょっとお肌の張りもなくなっている感じが。でも、トム・クルーズといえば「トップガン」の私にとってやっぱりこの人は飛行機が似合う。
年齢と共に渋さが出ているはずなんだけど、不可能を可能にし、悪人でありながら悪人のキャラにはなり切れない。お金への欲望を出しているけど、なぜかギラギラ感があまりない。女房役のサラ・ライト・オルセンは天賦の才能と美貌に恵まれたハリウッドきっての注目女優らしいけど、一昔前の大女優のような存在感がないような・・・。
副題にある「アメリカをはめた男」だけど、私はどちらかというと「アメリカにはめられた男」の方がぴったりくる感じ。
う~ん、この映画☆2.5かな。