すてきなテキスタイルで有名なマリメッコの展覧会が西宮市大谷記念美術館で開催されています。
マイヤ・イソラが手がけたウニッコ(芥子の花)のイラストで有名なマリメッコ。長い冬を明るく過ごす明るく躍動感のあるイラストを一同に見ることができます。今回このマリメッコ社に過去2人の日本人、脇坂克二さんと石本藤雄さんのが入社され、活躍されていたとは初めて知りました。今も大田舞さん、鈴木マサルさん他若い方々が活躍されているようです。1本の線にも感銘を受けたという脇坂克二さん。正直「マリメッコってなんでこんなに高いんやろ・・・」って思っていたけど、熟考し、熟考したデザインが今もフィンランドの染工場でひとつひとつ染められているからんですね。
また、私の仕事的に感銘を受けたのが、marimekkoのロゴ。たくさんの候補の中から選ばれ、今なおマリメッコを引っ張っている。そのロゴ候補を見ることができました。
そして、布から作り出されるファッションの数々も展示されています。中でも、あのジャクリーヌ・ケネディを装ったドレスのかわいらしさといったら。このドレスを身にまとわれているとき、お子さんを宿されていたとか。
いろいろな企業に買収されたマリメッコですが、1991年にキルスティ・パーッカネンが携わられてからPR戦略も長けていて、早々に記者を誘致してのファッションショーとかも開催され、雑誌や新聞に記事化されていたようです。今も人気のマリメッコのPR戦略に勉強するところは多々あるようです。
11月27日まで開催