さてさて、先日母と伯母とでランチをしてお出かけとこちらに書かせていただきましたが、谷町六丁目にある「大阪くらしの今昔館」でやっていた企画展「船場花嫁物語」を見に行くために3人で集まったのでした。

大阪・船場で商いをされていた方のお嫁入り道具を公開してくださっていたのです。

それはそれは豪華な品々。特に着物は何枚あるねん?とつっこみたくくらいの枚数。その他、箪笥・ながもちはもちろん、座布団から食器類、アクセサリーに至るまで観ることができました。財産分けのような豪華な品々。三越のマークの入ったトラック3台に乗せられ婚家に納品されたようです。

着物は、今なお孫の結婚式などで袖を通され着用されているようで、全く古さを感じさせない、むしろ斬新な柄、そして丈夫さに目を見張ります。

 

大阪くらいの今昔舘は、あまり知られていないかもしれませんが、なかなか見ごたえそして昔の大阪を体感できる貴重な(税金を投入していてもここは納得できる)ミュージアムです。

常設展には大阪の街並みをほぼ原寸でフロア一杯に建設され、家の中に入ることもできます。45分で一日を体験することができるのも魅力。朝日が昇り、昼、そして夕立のあとに夕焼け、さらには天神祭りの花火まで上がります。時期によって家の中のしつらえなども変更されるようですが、今は天神祭りのしつらえでした。

 

町中のメインロードには天神祭りの提灯が掲げられ、花火も打ち上げられます

精巧なミニチュアも見ごたえ十分

大川に浮かぶ船渡御の様子も

 

アジアからの観光客が大勢いらっしゃってましたが、ぜひここも観光ルートに入れていただき昔の大阪を体感していただきたいものです。

 

大阪くらしの今昔館

http://konjyakukan.com/