イギリスのファッションブランドでありその方であるポール・スミス。正直、私はこのブランドの洋服を持っていないけれど興味はあった。素敵な色使い、きちっとした縫製、イギリスらしい伝統と遊び心のある洋服に魅かれていた(しかし、私の着たいと思うスタイルではなかったので購入していなかった)。

そのポール・スミスの展覧会が京都であると聞き、行ってみた。

まず、会場入り口でピンクのイヤホンを無料でいただいた。ん?無料でこんなかわいい色のイヤホンをいただけるの?うれしくなってくる。

そして、いきなりコラボしたバイクとバイクファッションが出てくる。その横にQRコード。そうか、スマホでQRコードを読み取り、いただいたピンクのイヤホンで聞けるということか。すごい。嬉しい。

そして・・・会場に入ると・・・

天井近くまで飾られたアートホール。何でもポール・スミスが気に入ったポスターやら手紙やらを額に入れて飾っているものの一部を持ってきた、らしい。

壁だけに限らず、これは私の編集関係に参考になる。

さらに会場にはポール・スミスの事務所や作業スペースの再現もある。どれもこれも遊び心満載。使い勝手とかではなく興味・アイデアが沸く・・・ワクワクするということを大切にしているような感じである。

自動車MINIとのコラボ。可愛すぎる。こんなMINIが走っていたら、絶対見てしまう。それは素敵すぎるから。

最後の展示スペースにはポール・スミスコレクションの映像や実際のコレクションの洋服の展示。女性ものより男性ものの方が素敵なデザインが多いような気がする。

う~ん。一度じっくりお店に行って洋服を再度見てみようっと。

 

今回の展覧会は、本当に楽しく勉強になった。いつも興味のある展覧会に行っても、全てが良いというわけでなく、途中でバテ気味になるのだが、今回、初めて「えっもう終わり?」という気になった。

できればあとワンシーン。実際の店舗の内装・洋服そのままを持ってきてもらって、ポール・スミスに浸ってみたかったなあ。

http://paulsmith2016.jp/

Press Release

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