久しぶりに柔らかい本が読みたくなって表紙のイラストに惹かれて購入。
期待を裏切らないほんわかとした内容・・・と思いきや、PRを生業としている私にとって、広告会社それも制作を請け負う主人公と共通する部分が多くて、ハラハラ・ドキドキそしてイライラが募った本書でした。
舞台は、倒産寸前の広告会社。家賃が払えず都心から離れた都内の田舎の街に引っ越してきたことから物語は始まります。その事務所も、和菓子屋の2階。そのうえ、主人公はその3階に居住することに。そこから、さびれた商店街の防犯や再生プロジェクトに首を突っ込むことになっていきます。主人公の離婚し別れたこどもとの交流(手紙だけですが)や、さびれた商店街の中で繰り広げられる人間模様。一筋縄ではいかない商店街幹部との攻防戦を身につまされながら読みました。そして最後の方は、もういてもたってもいられないくらいに読むのがたのしみになったのです。
著者は、『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』という倒産寸前のユニバーサル広告社をシリーズ化しているようで、本書は第3弾だそうです。他の2冊も読んでみよう。

期待を裏切らないほんわかとした内容・・・と思いきや、PRを生業としている私にとって、広告会社それも制作を請け負う主人公と共通する部分が多くて、ハラハラ・ドキドキそしてイライラが募った本書でした。
舞台は、倒産寸前の広告会社。家賃が払えず都心から離れた都内の田舎の街に引っ越してきたことから物語は始まります。その事務所も、和菓子屋の2階。そのうえ、主人公はその3階に居住することに。そこから、さびれた商店街の防犯や再生プロジェクトに首を突っ込むことになっていきます。主人公の離婚し別れたこどもとの交流(手紙だけですが)や、さびれた商店街の中で繰り広げられる人間模様。一筋縄ではいかない商店街幹部との攻防戦を身につまされながら読みました。そして最後の方は、もういてもたってもいられないくらいに読むのがたのしみになったのです。
著者は、『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』という倒産寸前のユニバーサル広告社をシリーズ化しているようで、本書は第3弾だそうです。他の2冊も読んでみよう。
