スイスの画家、美術評論家であるパウル・クレー。クレーの絵に魅せられたのはいつだったか・・・。今回かれこれ20年ぶりにクレーの絵に会いに小学校1年生のときの同級生、陽子ちゃんと兵庫県立美術館に行ってきました。

その前に腹ごしらえ。
阪神岩屋駅近くにある「リストランテ ビッビ」
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280103/28003864/

美術館の半券を見せると10%になるそうですので、ごはんはあとの方がお得ですよ。
(でも、今回は特別に半券がなかったけど、10%オフにしてもらいました!ありがとうございます)
で、ビッビにてランチ。パスタランチをオーダー。

まずは前菜


パスタはベーコンとマッシュルーム



デザートは、クリのティラミス


雰囲気もよくって美味しかった。陽子ちゃんともここで先にじっくりおしゃべりも楽しめた。

いよいよパウル・クレー展へ。
今回のテーマは、だれにも、ないしょ。
テーマ通り、クレーの絵画にはどこか画家にしかわからない秘密が隠されている。音符であったり⇒であったり。クレーは、絵を書くとき中間世界にいたのではないか、と思われるような不思議な絵が多い。そして、表は「子どもと凧」裏は「花と蛇」のように裏表で全く違う絵を描いたものもある。それは、第一次世界大戦で兵士として動員され、親友マルクは戦死するなど死に対する想いも絵画に込められていると感じる。
さらに第二次世界大戦中、ナチスにより閉校させられるまでドイツのバウハウスで教鞭を取っていたクレー。きっとこれも影響を及ぼしているのだろう。
私の中でのお気に入り絵画は「戸棚」。クレーの中の「戸棚」は、まるでドラえもんが過去・未来と現在を繋げる窓口であった机の引き出しのような気がしてならない。