今春から心理学というか、カウンセラーの勉強をしています。今までの人生でいろいろ悩み、そして日々クヨクヨし続けている中で、以前より勉強したかった分野だからです。今回学習した中でアルバート・エリスのABC理論というものがありました。
それは、出来事 <A-Activating event・・・出来事、状況、事態>があって、結果<CーConsequence・・・結果>があるのではなく、間にビリーフ<BーBelief system・・・信念、固定観念>による解釈がある。というもの。
例えば、会社で、朝Aさんに挨拶したとしましょう。しかし、Aさんは、挨拶を返さずそのまま通り過ぎてしまいます。すると、わたしは、「何で?わたし何かしたかな」とか「嫌われているのかな」といろいろ思い悩みます。そして、Aさんは嫌い、気が合わない人として避けるようになってしまうのです。これは、今までの固定観念により思いこんでしまっているだけかもしれません。「挨拶したけど、何か悩みごとあった?」とか尋ねたら案外「ごめん、考えごとしてて聞こえなかった」と言うかもしれません。(だいたいの場合は、こういうケースが多いのですが・・・)私も、思いこみで行動していることが本当に多いと思います。電話して繋がらず返信がなかったとすると、「何かしたかな?」とか、考えてしまいがちです。
全ては受け止め方を変えるだけでラクになる、と、このアルバート・エリスのABC理論は教えてくれているのです。