かなり前、電気グルーヴというバンド(?)の音楽を聴いたとき、“何か今までに聴いたことない音楽だなあ”と思った記憶がある。どうやってあんな音楽をつくるんだろうって。最近、言葉の大切さにも気づかされたけど、『音』の大切さにも興味を持っています。音って、空気を伝わって、私たちの鼓膜を響かせて、感じる。目に見えない、音波、音の波を受けて聞こえる。で、シンセサイザーなるものを知りたくなって、基本を習ってきました。
シンセサイザーって、電子ピアノのようなものだと思っていたけど、それ(シンセ)だけでは、全く音が出ない。鍵盤があるにもかかわらず・・・。アンプをつけてようやく音を聴くことができるのです。シンセサイザーは、音源を加工するもの、とのこと。まず、それに驚き。(先生の心の声:“なんだよ、こいつ、そんなことも分からず、来たのか。失笑1”) 大きく分けて、音源(VCO:Voltage Controlled Oscillator)、加工(VCF:Voltage Controlled Filter)、タイミング(VCA:Voltage Controlled Amplifier)の3つに分けられていて、それぞれを調節して自分の音を作るとのこと。へ~そしたら、そのとき、そのときに作った音楽は、一瞬の出会い、まさに一期一会の音。すごい!!(先生の心の声:“ほんと、こいつ一つ一つ感動するやつやな。失笑2”)※今回触らせてもらったものが旧式のシンセだったもので、今時珍しい微調整ができない、つまみのものでした。今は、ボタンとかになっているので、一回作った音楽は、数字で残せるそうです。
触らせてもらう・・・まず音源。バイオリンの音に近い(らしい)、三角波、管楽器の音に近い(らしい)、矩形波、そして電子音のSine波の3つのつまみがあって、キュィーンとかウォンウォンみたいな音が出る。そして、加工。High CutやらLow Cut、Middle Cutなるものがあって、振動、周波数を変えられる。おもしろっ。音のCutする位置を移動させることで、またまた違った音が出る。Resonanceというものにより、Cutさせた位置を強調させることもできる。最後にタイミング。Attack time,Decay time,Release time,Sustain levelの4つがあって、減衰タイムや余韻などを変えることができる。余韻レベルを上げると鍵盤を放しても、音がずっと鳴っている。作れる音は無限大。頭がこんがらがってきたけど、こんな小さな箱で、そんなことができるんだ!!脱帽!すごいですね。先生。シンセサイザーって音の共鳴、共振もすごい。心地よい音、気持ち悪い音、いろいろな音を感じることができるんですねっ。(先生の心の声:“頼むから、自分のシンセを買って、自宅でやってみてくれ!泣) 予定を大幅にオーバーして、第一回目、教室終了・・・次回いつにします?先生。