紫外線をたっぷり含んだ太陽の光が容赦なく照りつけ、自転車での移動がそろそろきつくなり始めてきました。(紫外線避けの手袋とサングラスが手放せなくなってきた・・・)
そんなとき、橋を渡ると、涼しい風が通り抜け一瞬でも気持ちが良いです。
先日の「大阪の橋 Vol.1」に続く第二弾の今回は、『鉾流し橋』。中央公会堂周辺から弁護士会館周辺をつなぐ橋です。
この橋は、大阪の橋の中でも好きな橋の一つ。名前が何ともきれい。この橋は、実は夜通るのがお薦め。橋が、ガス灯のような橙色の光の照明に照らされるんです。天神祭の際行われる鉾流しの神事にちなむ名前からすると、すっごく古い印象を受けるんですけど、この橋が架けられたのは、比較的新しく大正7年とか。同年中央公会堂、同10年に大阪市庁舎が完成したということなので、周辺の整備と一緒に架けられたようですね。(ただし、今の橋は昭和4年に架けられたものとのこと)
現在も天神祭の宵宮に神鉾を川に流す行事「鉾流しの神事」は鉾流橋のたもとで行われています。
 橋から水晶橋、大阪市庁舎を望む

 中央公会堂を望む