「マイティ・ソー」http://www.mighty-thor.jp/

 一般的なヒーローもんとして正直あまり期待していませんでした。しかし、始まって30分余り、少しずつ引き込まれていったんです。ストーリーは所謂ヒーローもんに近いのですが、逆にこの分かりやすいヒーローもんに新鮮さを覚えたのです。昔観た里見八犬伝のような映画セットにやんちゃなヒーロー。殺してやりたい程の悪モンは出てきません。そして、今回は宇宙、神の世界の物語。神は決してすべてがエライものではなく、結構身近で時には悩み苦しんでいるんだと。信じるものに一身を賭し、戦う姿が美しい。王であり父であるオーディンの行いは全て意味があるということにドキッとさせられました。
 ソー役のクリス・ヘムズワースは、私にとって久しぶりの男マエのハリウッドスターとなりました。しかし、浅野忠信は・・・パンフレットに堂々と出ていたのを考えると、ちょっと役柄や演技がどうか、と思ったのでした。
 
ストーリー
   神の世界で最強の戦士であった次期国王候補ソー。強すぎるあまりその身勝手さから地球へと追放される。神から見捨てられ地球へ落ちてしまった男ソーは、天文学者ジェーンと出会う。ジェーンと接することで恕恕に人の痛みや弱さを知るようになっていく。しかし、神の世界の征服をたくらむロキの陰謀によ、ソーそして神の世界に危機が迫る。
公開日 2011年7月2日(土) 
公開劇場 梅田ブルク7、なんばパークスシネマ 他