行ってきました、岸和田のだんじり。今年は、じっくり見たくて、一眼レフのカメラを抱えて独りで行ってきました。岸和田駅に到着すると、すでにすごい人、人、人。すぐに駅前の交差点にだんじりが。やっぱり、太鼓と鳴り物の音を聴くと、身体の血がぐっと上がってくる。そして、だんじりをじっくり見るため、いくつかの見学ポイントを回って、一箇所に腰を落ち着ける。そして、しばし待つ。で、来た、来た!まずは、筋海町。だんじりが通るために、日本一天井が高いと言われている岸和田の駅前の商店街の少し下ったところにある町。だんじりが入って来た。美しい。大工方という大屋根と小屋根に乗っている男の人3人とだんじりが一体となり、すっと筋が通っているような、そんな感じが美しい。「やりまわし」というだんじりを直角にまわす動作をするために、勢いよく目の前をとおりすぎていく。う・・・涙が出そう。すごいエネルギー。そして一体感。たぶん、普通だったらこの炎天下、ぶっ倒れてもおかしくない、体力、気力の限界にきているというのに、この人たちは、祭り2日間のために、今までがんばってきた、だからそのエネルギーが今爆発している。 
そのエネルギーにふれると、私は、いつも涙が出そうになる。
さて、今日からまた岸和田の人の365日のカレンダーが始まるのでしょうね。

 岸和田の商店街を駆け抜けるだんじり

 夜は、だんじりに提灯が灯り、幻想的な感じになります。