記者クラブの48時間ルール

今日は、私の仕事にかかせないPRの基礎知識編です。
あるお客様のご要望により記者クラブへのリリース発信を行いました。
皆さまご存知かと思いますが、記者クラブとは、公的機関や業界団体などの各組織を継続取材を目的とするために大手メディアが中心となって構成されている団体で、日本独特のシステムです。近年、独自取材をするため記者クラブに属していないメディアもいらっしゃいます。
大阪の記者クラブは、社会部系は大きな警察署の中にあったりますが、今回は、経済系の記事なので、大阪の商工会議所の中にある大阪経済記者クラブを訪問。
と、その前に、48時間ルールというのがあり、リリースを作成したからといってすぐには配信できません。
この48時間ルールは、48時間という一定時間、報道発表を記者クラブ内に留め置く方法です。そのため、48時間前に記者クラブに連絡し、48時間後に発表する内容を先にお伝えするものです。そして、48時間後にリリースを持参し、各メディアのポストにリリースを配信していくのです。実際に持参すると、リリースの数は半端なものではありません。ものすごい数がポストに入れられています。そのため、弊社では、このリリース作成に工夫をし、少しでも目にとまるようにしているのです。