お客様である総合病院のエントランスロビーでクラシックコンサートが開かれました。今回は、世界的に有名な指揮者大野和士さんがピアノを弾き、解説しながら、ソプラノとテノール歌手がいろいろな歌を歌ってくれるというものでした。開演間近になると、入院している患者さんも下りてこられ、ロビーには250人を超える人々が。指揮者と聞くと、何だか気むずかしそうな感じを思っていたのですが、赤い蝶ネクタイをして、どこか朗らか。お話も、なかなかうまい。それよりも、テノールが良かった。東京芸術大学大学院在籍中とのことでしたが、観客を巻き込んで自分が楽しんでます、みたいな。
約1時間のコンサートでしたが、皆さんどこか少し笑顔に成られて帰って行かれたのが印象的でした。でも、一部のお年を召した方には「演歌が良いなあ・・・」という言葉には、苦笑。でも、そうですよね。演歌。日本人の心に響きますもの。