運動学習と脳 4 | カッサーノのニューロリハ〜脳卒中リハビリを考える〜

カッサーノのニューロリハ〜脳卒中リハビリを考える〜

特に回復期〜維持期にかけ、脳卒中リハビリを本気で考えていきます。私の目的は【脳卒中の方が障害をもった中でも、地域でいきいきと生活する】そのために機能改善〜生活、予防まで考えていきたいと思います。いろいろな方と情報交換ができたと思います。

お疲れ様です


今日は、ちょっと自分のことを。


少しお付き合いください(>_<)



ここ1ヶ月



勉強という勉強を全くしていません


なぜかと言いますと


自分の自身について悩んだり


仕事について悩んだり


人間関係について悩んだり


至極当たり前のことで悩んだり



なんか少しぷっつんしてしまいました(笑)


仕事して初めてでした



なんで、ここ1か月で


映画3本 小説5冊 飲み会数回


ボーリング、カラオケ、走り、サッカー、女、などあれこれ


あーやってやりましたよ!



とことん(笑)





ここ最近、やっと落ち着いてきました



自分のことが嫌になったり、落ち込んだりしましたが



「気づき」は得られたような気がします



あとは普段の生活で、実行していくしかないと思います




そんな大袈裟なことではないのですが


目の前の患者さんを大切に


目の前の方を喜ばせられるように


原点に戻り、そして新たな視点を持ち


これからも楽しくやっていきたいと思います!



本当に私的なことで、すいません(笑)



と、宣言したところで


ちなみに、「ビブリア古書堂の事件手帖」はとてもおもしろかったですよ♪


あとは、映画「麒麟の翼」もgood!お勧めです♪





さてさて



前回から続き



患者さんって、この予測と結果の一致からみると、どう考えれるのか?


ケガや病気の発症後、身体障害により


今までの身体の使い方(内部モデル)を利用できず、力の出し方、身体の動かし方が分からなくなります


それでも、なんとか動かなければいけない


すると


なんでもいいから、動作を遂行することに目が向きやすいですよね


つまり結果に注意が向いて、どんな方法でやっているかあまり気にしない


つまり倒れないこと!、あそこまで歩くこと!、立つこと!が患者さんにとって重要な事となる


倒れず、目標値まで歩ければ


まずは良いと判断するのかもしれない


体が斜っていたり、効率的な歩容じゃなくても。



つまり


「過剰な方法で、なんとかできた動作」を学習していくと思います



過剰な方法=予測


なんとかできた=結果



こんなイメージで



患者さんは


過剰な予測と、結果を一致させていく



これが僕らからみると、代償運動として見られるともいえると思います


患者さんはなんとか、頑張って行った動作です




以前にも書きましたが


学習すると、無意識的になり、なかなかそれをより良い方法に変えていくことが困難です



変えるには



予測と結果が一致しているのですから



そうです



不一致を起こさせればいいのです!!


思っていたことができなかった(=予測と結果の不一致)


ことを実感させてあげればいいのです



そうすれば、患者さんは「ん、なんでだ?」


と意識に上ると思います



そこから学習は始まっていきます



そんなtaskや声掛けから始めて


患者さんに気づきを与えることが大切と思います



気づきが得られれば


病棟での日常生活でも


自分でやっていくことにつながっていきます








また、脳内学習から見た、不一致の重要性


そして、身体(内部)と環境(外部)の面から運動学習を捉えていきたいと思います♪



最後まで読んで頂きありがとうございました☆