2月14日。

お昼1時からの手術。

朝ごはんを食べてから絶食。


病院へ行くと、少し待たされて手術室へ通される。

上の服だけ脱いで、手術着を着て手術台へ横になる。


L字型のバーに緑色の布をかけた物で目隠しされ、患部は見えない。

そりゃ、そーだ。

見えたら私卒倒しちゃう。

腕をあげたままの状態で待つ。


先生が前の手術が押していて遅れると看護婦さんから聞く。


看護婦さん2人と楽しく会話しながら待つ。

「痛いのダメなんですよね~。」なんて余裕ぶっこく。


結局、1時間遅れて先生がやってきた。


手術スタート。


が、看護婦さん達は細胞を取るだけだと思ってたらしく、しこりそのものを取る手術の準備をアタフタとする。


大丈夫かよ、オイ。


そして局部麻酔の注射。


思ったより痛くない。

我慢出来る範囲。

何本か刺した後、メスを入れ始めた。


「イテッ!」


・・・麻酔効いてなかったガーン

再度麻酔の注射をしてスタート。


今度は痛くない。


感覚もなく、時々痛くなってきたら痛いと申告して麻酔を追加。


しかし、手術中色んな人が出入りしたり


先生:「小さいコッヘルないの?!違う、それじゃない!まぁいいわ、大きいので。」

先生:「○○さんがくれたならコレ、コッヘルじゃないわ~(笑)」


な~~んてとても手術中とは思えない会話むっ


こっちは切られてるのによぉむかっ

看護婦さんの要領も悪いし、大丈夫かと思う。


で、


先生:「小さい傷口から大きいのを取るからね。ちょっと時間かかるよ。あれ~?まだこっちも固いな~。ね?結構大きいんだわコレ。(看護婦さんに向かって)」


先生:「取れないな~。まだこっちもあるな~。でもヘンに残すといかんでな~。」


私も感覚ないし、ウトウトしてきたんだけど


先生が「ちょっと引っ張って取るからね~。」と、言った後


急にかなりの激痛爆弾ドクロ

今まで味わったこともないような激痛で号泣叫び叫び叫び

叫び泣き、涙がボロボロ。。。

それからはずっと痛くてしゃくるまで泣いて。


私:「傷口小さいとか大きいとか、私は気にしないのでもっと切ってやってください!」


先生:「それはいかん。小さい傷で済むからね~。」


私はそんな希望全然出してないのに(涙)


で、どんどん固いものが出てきちゃったらしく結局全部取り切らずに終了。

最後の縫合は麻酔切れてて痛いの、なんの。

その間も笑いながら会話する先生&看護婦さん達。

こっちが号泣してんのにむかっ

もうとっとと帰りたいむっ


で、圧迫してテープを留めて

(このテープの留め方も「これじゃダメだよー。こっちから貼らないと。でもまぁいいわ。」で、終わってった。)


「今日はお風呂やめてねー。もう食べてもいいからね。明日、ガーゼ交換に来て下さい。」


と、言われた。


もう私も何も言いたくなくてさー。


でも


「たばこは吸ってもいいですか?」


と、だけ聞いて帰った。


帰って家に入るなり、また思い出して号泣叫び


最悪な一日だった。

けど、これで終わったと信じてた。。。


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