前回の続き、カミングアウトの前に
急遽…こちら。
『れもん!?とっちゃんが、死んじゃっ…』
スマホがなって、そう言ったジュンコおばさん
とっちゃんが、死んじゃった?!
私にはそう聞こえたのです
『すぐ家に来てくれる?今すぐ!来れる?』
家にいたピーチにポニョを託して、ライムと私はすぐ伯母さんの家へ駆けつけました
彼女は、我が家のすぐ目と鼻の先ほど近いところにひとりで暮らしています
家にあがると、ソファーの背もたれにもたれかかり座りながら、意識を失ってるとっちゃんの姿がありました
死んではいません
まだ息はちゃんとあって、でもとても苦しいそうに、荒い呼吸でした
どうしたの?と尋ねると、とっちゃんを家に招いて、伯母さんは得意の料理を振る舞いながら、ふたりでランチを楽しんでたそうなのです
すると突然
『気持ちが悪くなった』
と言いだしたというとっちゃん
ソファーに座らせて、バスルームから洗面器を持ってきて、吐かせようと背中を軽く叩いたりさすったりしたけれど、うまく吐き出せずに、そのまま意識を失ってしまったといいます
その話しを聞いたとき、誤飲?!と私は一瞬、疑ったのです
伯母さんは、慌てて救急車を呼んだら、すぐには行けそうにないため、ひとまず応急処置として心臓マッサージをしていてくださいと言われたのだそう
だけど、心臓マッサージなどやったこともなくて、どうしていいのかわからずにあたふたとしてたのです
そして、私のスマホへ電話をかけてきたのです
とりあえず、ソファーに座ってる状態のとっちゃんの体勢を寝かせる状態にして、顎を持ち上げて気道を確保させた私
そこに、心臓マッサージを始めたライム
その間、話しかけてみたりもしましたが、まったく反応はなく…
そうこうしてるうちに、救急隊員の人たちが家にあがってきました
手際よく脈をはかったり、体温をはかったり
『コロナのワクチン接種は?』と尋ねられたけれど、ふたりは夫婦ではないため、ジュンコ伯母さんもわからないんです
でも、運が良くて、とっちゃんは午前中に通院した帰りにそのままジュンコ伯母さんの家へ寄ってランチしてたから、たまたま保険証とお薬手帳、そのお薬などを携帯してました
『食べたものが悪かったのかしら?』
この時期だし、自分が作ったものが良くなかったのかもしれない?と気が動転しちゃってた伯母さん
『とりあえず、早急に病院へ運びましょう』
救急車に乗せられ…
ジュンコ伯母さんが救急車の乗車付き添いをし、すぐあとから私とライムは車で病院へ
人によってコロナもいろいろな症状があるのでしょうが、とっちゃんの場合、突然の呼吸困難→意識喪失というものだったようです
ICUに入り、翌日には意識も回復
痰がからむようで呼吸が苦しいときは今もあるようですが、だいぶ落ち着きをみせ、一般病棟に移されたそうです
![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)
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参考blog
とっちゃん